大室山 (丹沢)とは? わかりやすく解説

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大室山 (丹沢)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/04 17:01 UTC 版)

大室山
大笄付近から見た大室山(2007年5月撮影)
標高 1,587[1] m
所在地 日本
神奈川県相模原市緑区
山梨県南都留郡道志村
位置 北緯35度30分39秒 東経139度04分06秒 / 北緯35.51083度 東経139.06833度 / 35.51083; 139.06833座標: 北緯35度30分39秒 東経139度04分06秒 / 北緯35.51083度 東経139.06833度 / 35.51083; 139.06833
山系 丹沢山地
種類 山塊
大室山
大室山
大室山
プロジェクト 山
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大室山(おおむろやま・地形図「おおむろざん」)は丹沢山地北部、山梨県神奈川県の境にある標高1,587 mの山[1][2]。かつては「大群山(おおむれやま)」と呼ばれた。山梨百名山に数えられており、神奈川県側は丹沢大山国定公園に指定されている。

当山はかつて国境稜線上に位置し、北面は甲州南都留郡道志(現道志村)、南面は相州津久井県青根(現相模原市緑区)にかかっていた。ただし、新編相模國風土記では神ノ川を青根村の西辺、拠って津久井県の西辺とする等、国境は必ずしも明確でない。なお、新編相模國風土記と同じ頃に編纂された甲斐國誌では、大群山を道志村と相州青根村の境、前大群山を道志村と相州帚沢村の境としている。

登山道

登山道は神奈川県側の西丹沢ビジターセンター(旧西丹沢自然教室)から犬越路、または白石峠を経て登る道が一般的である。神ノ川ヒュッテに至る日陰沢新道もあるが利用者は少なく、部分的に不明瞭な箇所もあるため初心者向けとは言い難い。 道中はブナ林が多く、登山者が少ないため、静かな山歩きを楽しめる。山頂は縦走路からやや離れたところにあり、樹木が多いため展望はほとんどない。

参考タイム

  • 西丹沢ビジターセンター(旧西丹沢自然教室) - 用木沢出合 - 犬越路 - 大室山 (3時間30分)
  • 西丹沢ビジターセンター(旧西丹沢自然教室) - 用木沢出合 - 白石峠 - 加入道山 - 大室山 (4時間30分)

なお、2017年(平成29年)4月に西丹沢自然教室は西丹沢ビジターセンターに改称した[3]

周辺の山

周辺の名所

  • 雨乞石(大室指尾根)
  • 七滝(道志村大室指)

脚注

  1. ^ a b “標高値を改定する山岳一覧 資料2”. 国土地理院. https://www.gsi.go.jp/common/000091073.pdf 2014年3月26日閲覧。 
  2. ^ GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は1,588 m。
  3. ^ 令和2年度 神奈川県自然環境保全センター 業務年報”. 神奈川県自然環境保全センター. 2025年2月18日閲覧。

外部リンク




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