大蔵経寺山とは? わかりやすく解説

大蔵経寺山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/03 04:38 UTC 版)

大蔵経寺山
石和温泉駅舎(旧)の背後が大蔵経寺山
標高 715.6 m
所在地 日本
山梨県甲府市笛吹市
位置 北緯35度40分09秒 東経138度37分32秒 / 北緯35.66917度 東経138.62556度 / 35.66917; 138.62556座標: 北緯35度40分09秒 東経138度37分32秒 / 北緯35.66917度 東経138.62556度 / 35.66917; 138.62556
山系 奥秩父山塊
種類 山塊
大蔵経寺山の位置
プロジェクト 山
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大蔵経寺山(だいぞうきょうじやま)は、山梨県甲府市笛吹市(旧東八代郡石和町)の境にあり、奥秩父山地の南端に位置するである。標高は715.6メートル山梨百名山甲府名山のひとつ。

概要

JR中央本線石和温泉駅の、すぐ北側に見える山であり、麓にある真言宗智山派寺院大蔵経寺から山名が付けられている。山梨百名山の中では標高の低い山であるが、甲府盆地のすぐ北縁に接しているので夜景の展望が良い。 登山道は土や砂利道など「手軽に登れる山」としては疲労が蓄積するものだったが、石和温泉駅の北口整備に伴いコンクリート道に整備され、石和温泉を一望できる展望台も設けられた[1]。 大蔵経寺横の登山道入り口から20分程度で鳥獣除けゲートを抜け、30分程度で眺望スポットに到着する。そこから40分程度登ると頂上。また、積石塚古墳群や山神宮を経由するルートもある(岩道・ロープ整備有)[2]

主な出来事

  • 2008年年末~2009年年始にかけて大規模な山火事が発生した[3]
  • 2025年(令和7年)1月18日、山火事が発生。消防・警察や災害派遣要請を受けた自衛隊が消火活動を行うとともに、周辺の都県と自衛隊のヘリコプターが放水を行った[4]。出火から10日目にあたる同月27日、笛吹市消防局は鎮圧状態であることを確認した[5]。消火に従事した人員は1952人、ヘリコプターによる散水は199回に及び、焼損面積は29.92ヘクタールだった[6]

隣接する山

温泉

脚注

  1. ^ [1]
  2. ^ 整備前の案内
  3. ^ [2]
  4. ^ 山梨 甲府と笛吹にまたがる大蔵経寺山で発生の山火事 延焼続く”. NHK (2025年1月20日). 2025年1月20日閲覧。
  5. ^ 山梨の山火事が発生10日目で鎮圧 拡大の危険なく、残り火確認継続”. 朝日新聞DIGITAL (2025年1月27日). 2025年1月29日閲覧。
  6. ^ 広報ふえふき 2025.3月号” (PDF). 笛吹市 (2025年3月3日). 2025年3月3日閲覧。

関連項目





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