丹沢主稜とは? わかりやすく解説

丹沢主稜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 04:53 UTC 版)

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丹沢主稜

三国山(みくにやま)御正体山(みしょうたいさん)菰釣山(こもつるしやま)大室山(おおむろやま)宮ヶ瀬湖(みやがせこ)檜洞丸(ひのきぼらまる)西丹沢自然教室(にしたんざわしぜんきょうしつ)蛭ヶ岳(ひるがたけ)丹沢山(たんざわさん)塔ノ岳(とうのだけ)不老山(ふろうざん)大倉登山口(おおくらとざんぐち)丹沢湖(たんざわこ)
上位山系 丹沢山地
最高峰 蛭ヶ岳(1,673m
延長 30km
プロジェクト 山
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丹沢主稜(たんざわしゅりょう)とは、丹沢山地中央部の蛭ヶ岳から西へ伸びる延長約30kmの尾根である。

概要

丹沢山地中央部に位置する山地最高峰の蛭ヶ岳から檜洞丸大室山菰釣山三国山 と西へ伸びる尾根であり、山地の脊梁部にあたる稜線である。この内、西側の大室山~三国山間の稜線は山梨県甲斐国)と神奈川県相模国)の境をなすことから、甲相国境尾根と呼ばれることが多い。

丹沢山地の奥地にあるため登山者は少なく、静かな山歩きが楽しめる。稜線上は樹木が多く展望が良い場所は少ないが、山地最高峰である蛭ヶ岳からの展望は素晴らしく、丹沢山地はもちろん、富士山南アルプス八ヶ岳奥秩父奥多摩などの山々まで望むことができる。蛭ヶ岳~大室山間は高低差が大きく、やせ尾根やクサリ・ガレ場などの急峻な地形が多いが、大室山以西(甲相国境尾根)は比較的なだらかな地形となる。檜洞丸周辺はツツジの名所として有名で、5月下旬から6月上旬にかけては多くの登山者が訪れる。

丹沢主稜の山・峠

山容 名称 標高m 蛭ヶ岳からの
方角と距離km
備考
蛭ヶ岳 1,673  0 丹沢山地最高峰
ミカゲ沢ノ頭 1,421 西 0.8
臼ヶ岳 1,460 南西 1.5
神ノ川乗越 1,250 西南西 1.9 かんのがわのっこし
金山谷乗越 1,300 西南西 2.5
檜洞丸 1,601 西南西 3.4 ひのきぼらまる
熊笹ノ峰 1,523 西 3.8
大笄 1,510 西 3.9 おおこうげ
小笄 1,280 西 4.4 ここうげ
犬越路 1,060 西 5.7 蛭ヶ岳~大室山間の最低地点
大杉丸 1,169 西 5.9
大室山 1,588 西北西 7.0
三国山 1,340 西南西 22.3

※大室山以西の詳細は甲相国境尾根を参照。

蛭ヶ岳ミカゲ沢ノ頭臼ヶ岳檜洞丸神ノ川乗越金山谷乗越熊笹ノ峰大笄小笄大杉丸犬越路大室山富士山蛭ヶ岳鬼ヶ岩ノ頭檜洞丸同角ノ頭大室山袖平山

丹沢主稜(たんざわしゅりょう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 23:29 UTC 版)

北丹沢」の記事における「丹沢主稜(たんざわしゅりょう)」の解説

山地最高峰蛭ヶ岳より西側檜洞丸犬越路大室山畦ヶ丸菰釣山へと連なり三国山に至る稜線大室山以西神奈川山梨県区間一般に甲相国境尾根呼ばれる蛭ヶ岳大室山稜線より南側西丹沢地域にあたる。

※この「丹沢主稜(たんざわしゅりょう)」の解説は、「北丹沢」の解説の一部です。
「丹沢主稜(たんざわしゅりょう)」を含む「北丹沢」の記事については、「北丹沢」の概要を参照ください。

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