大和新沢干塚一二六号墳出土品
主名称: | 大和新沢干塚一二六号墳出土品 |
指定番号: | 369 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1979.06.06(昭和54.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 考古資料 |
ト書: | |
員数: | 一括 |
時代区分: | 古墳 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 大和盆地の南方、越智岡丘陵の西北部には約三五〇基からなる新沢千塚古墳群がある。一二六号墳はこのなかの一つで、その規模は長径約二一メートル、短径約一六メートルを測る長方形の墳形を呈している。 出土品はガラス容器をはじめ、金製の方形板・垂飾付耳飾・螺旋状垂飾・歩揺・腕輪・指環や銀製品、また武寧王陵王妃の副葬品や中国に類例の求められる銅熨斗など、いずれも大陸的色彩の強い遺品が多い。総じて大陸文化の影響を色濃くとどめた出土品の一括として理解される内容である。これらの時代についてはまだ問題も多いが、おおよそ五世紀代に比定されよう。古墳時代中期の対外交渉の実態を探るうえに欠かせない重要な遺品とみることができる。 |
考古資料: | 大和壺坂寺出土甎仏 大和富雄丸山古墳出土品 大和御坊山第三号墳出土品 大和新沢干塚一二六号墳出土品 大和東大寺山古墳出土品 大和法輪寺塔心礎納置銅壺 大和竹林寺忍性墓出土品 |
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