大井川鉄道3000系電車
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大井川鉄道3000系電車(おおいがわてつどう3000けいでんしゃ)
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- 2 大井川鉄道3000系電車の概要
大井川鉄道3000系電車
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「京阪3000系電車 (初代)」の記事における「大井川鉄道3000系電車」の解説
1993年(平成5年)8月2日付で廃車となった3000型 3008と3500型 3507の2両が、大井川鉄道に譲渡された。1994年(平成6年)3月20日に同鉄道へ入線し、1995年(平成7年)4月17日付で3008がモハ3008として、3507がクハ3507としてそれぞれ竣工。同年4月29日(5月という説もある)に営業運転を開始した。これらはワンマン化されたが、塗装は京阪時代のままで使用された。ただしこちらも前面下部のスカートは撤去されている。また導入に際して、前面の連結器の取付高が他の車両に合わせられている。車内には自動販売機が設置され、乗務員室助士席側の座席が運賃箱を設けたためロングシートに換装されている。台車は元営団5000系の住友金属工業FS-502Aに交換され、電装品も同系列から流用したものに交換されている。 既に初代小田急3000形電車「SSE」の第1編成を譲受したものが3000系として在籍していたことがあり、本系列の譲受車は3000系としては2代目となる。 2012年(平成24年)9月下旬には、譲渡以来18年ぶりに千頭方の先頭車の貫通扉の行先板が外されて鳩マークが復活したが、老朽化を理由に2014年(平成26年)2月14日をもって運用を終了。翌15日から休車となった。同年3月21日から30日まで千頭駅で開催された春の大鉄祭りでは、「電車体験教室」用に使用され、その後は家山駅構内に留置されていた。一部の部品が取り外されたのち、新金谷駅構外側線へ移動した。2018年(平成30年)に廃車となり、同年4月にモハ3008が解体された。クハ3507は座席を撤去の上、倉庫代用として使用されている。 大井川鐵道で運用される3000系(2代)(2013年7月) 先頭車の千頭方は、行き先板が外されて鳩マークが取付けられている(2013年7月)
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