夢楽堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 18:56 UTC 版)
おれん:野川由美子(第1シリーズ第1話~第45話、第47話~第57話、第60話~第66話、第68話~第108話、第110話~第2シリーズ第8話、第10話~第3シリーズ第1話、「長七郎の陰謀」) 読み売り屋「夢楽堂」の女主人。かつて「夢楽堂」では先代が枕絵を販売していた時期があり、生理的に受け付けず嫌気が差して盛り場に通っていたため、瓦版に対して誇りがある。長七郎を「長さん」・辰三郎を「辰」と呼び(たまに辰ちゃん)、辰三郎のツッコミ的存在。長七郎とは身分を越えた絶大な信頼関係で結ばれ、それが「長七郎の陰謀」でニセ長七郎を見破る決め手になった。 牛吉:高品格(第1シリーズ~第2シリーズ第6話、第9話~第14話、第18話~第20話、第22話~第35話) 「夢楽堂」の従業員。おれんを「お嬢さん」と呼び、約20年の付き合いがある。家族構成は明確ではないが、第1シリーズでは姪が登場し、第2シリーズでは実は隠し子がいることが明かされた(第2シリーズ第24話)。第2シリーズ第35話で昔なじみのおちかと共に伊豆へ旅立った。 田村右平次:加藤純平(第1話~第31話、第33話、第34話) 忠長の側用人だった田村左平太の遺児で長七郎の忠臣。愛称「平さん」。誠実で真面目な性格。第34話で旅先の佐渡で凶弾に倒れ、荼毘に付される。 おきみ:伏見尚子(第1話~第31話、第33話、第34話) 「夢楽堂」の従業員。 柿森五郎太:篠塚勝(「長七郎立つ!江戸城の対決」~第39話、第41話~第45話、第47話~) 武士になることを夢見る若者。武蔵国秩父出身。総髪の浪人の姿だが、百姓の生まれで母親を無礼討ちにされたことがきっかけで、仇を討つために侍の姿をしている。長七郎と出会い、夢楽堂に居候する。熱血漢でやや単純な性格のため、やる気が空回りしてしまうことがある。辰三郎からは「カッペ」と呼ばれることがある。 おさと:丘野桃子(「長七郎立つ!江戸城の対決」~第39話、第41話~第45話、第47話~) 「夢楽堂」の従業員。金銭に細かいため、会計係を担当している。顎にほくろがある。初めは長七郎の正体を知らなかった。 友吉:宮川一朗太(第2シリーズ第36話まで) 「夢楽堂」の住み込みの従業員。真面目で正義感の強い若者。ややお人好しで融通の利かないため、騒動に巻き込まれることが多々ある(「天下を取れ!仕掛けられた反乱」、第21話)。第36話でようやくお光と結ばれるが、祝言を前にして連続誘拐事件の張本人の横山摂津守に攫われたお光を救おうとするも配下の笹木の凶刃に命を落とす。 お光:速川明子 「夢楽堂」の住み込みの従業員。同じ夢楽堂の友吉とは恋仲であったが祝言直前に友吉を失う悲劇に見舞われる(「友吉、愛に死す」、第36話)。その後も引き続き「夢楽堂」で働き続け、第2シリーズの最終回(「最後の挑戦・さらば長七郎」SP-6)では「夢楽堂」を去る長七郎と宅兵衛を涙ながらに見送った。 利助:新田純一(「ふたり長七郎・京の舞い」から) 死亡した友吉に代わって新しく加わった住み込みの従業員。絵草子屋に勤めていたので絵が上手い。
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