夕日のころもがわ【ユウヒノコロモガワ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10562号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | りんどう | |
登録品種の名称及びその読み | 夕日のころもがわ よみ:ユウヒノコロモガワ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 衣川村 | |
品種登録者の住所 | 岩手県胆沢郡衣川村大字上衣川字古戸420番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 鈴木賢一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は内面上部が鮮紫ピンク色、外面が浅紫色で、切り花向きの晩生種である。 植物体の形状は直立性、草丈は90~119㎝である。茎の直径は5.0~7.9㎜、横断面の形状は円形、色は緑、着色程度はやや多である。1節側枝発生数は1~4、2節以上の側枝発生数は1~6、1節側枝発生位置は上部のみである。葉長は5.0~6.9㎝、葉幅は3.0~3.9㎝、葉身の形状は卵円形、葉脈は3脈、葉表面の色は緑、着色程度は無、裏面の色はやや淡緑、着色程度は無である。花房のつき方は茎頂~下位節に群生、開花の順序は全体一斉、頂部の着花数は5~8、茎当たりの総花数は30~49である。花冠の形状は鐘形、長さは5.0~5.9㎝、直径は1.6~1.9㎝、先端の直径は2.0~2.4㎝、転回はやや外反転、花冠内面上部の色は鮮紫ピンク(JHS カラ-チャ-ト8904)、内面中部の色は紫白(同8901)、外面の色は浅紫(同8603)、内面上部の斑点は無、内面中部の斑点はやや多、外面の斑点は無、内面中部の斑点の色は灰紫(同9515)、外面の縞模様の有無は有である。花冠裂片の長さは10~11㎜、幅は8~9㎜、形状はⅣ型である。がくの裂片数は5、形状は披針形、そろいは不斉、がく筒の形は漏斗状である。開花期は晩で、育成地(岩手県胆沢郡衣川村)では9月上旬~9月下旬である。 「セプテンハイジ」と比較して、葉身の形状が卵円形であること、葉脈が3脈であること、花冠内面上部の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に、育成者のほ場(岩手県胆沢郡衣川村)において、育成者所 有の育成系統どうしを交配、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調 査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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