夏風【ナツカゼ】(草花類)
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登録番号 | 第12437号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 夏風 よみ:ナツカゼ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「白舟」に夏系小ギクを交配して育成されたものであり、花は黄白色の小輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや細、色は褐、強さは中、中空の程度はかなり小、摘心後の分枝性、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは短、一次欠刻はかなり深、葉裂片部の重なりの程度は重なる、表面及び裏面の色はやや濃、毛じの多少は中、光沢度はやや強、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形、花の大きさは小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は極少、管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅は狭、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2901)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は平らな円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さはやや短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「セイチーフ」と比較して、茎の色が褐であること、葉裂片部の重なりの程度が重なること、花房の形が平形であること等で、「セイスタシア」と比較して、茎の色が褐であること、外花弁表面及び裏面の色が黄白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「白舟」に夏系小ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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