セイスタシア【セイスタシア】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10663号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイスタシア よみ:セイスタシア |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「セイサム」に白色一重咲スプレイ系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は淡黄緑色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや細、色は緑、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長、葉幅、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、一次欠刻はかなり深、表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず及び2深裂、大きさはやや小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形、花の大きさはやや小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数は極少である。管状花部の直径は小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅は中、外花弁の表面及び裏面の色は淡黄緑(JHS カラーチャート3303)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさは極小、総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さはやや短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「セイサム」及び「セイレマン」と比較して、花房の形が平形であること、外花弁の色が淡黄緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者の温室(広島県芦品郡新市町)において、「セイサム」に白色一重咲スプレイ系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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