セイステファニー【セイステファニー】(草花類)
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登録番号 | 第15159号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイステファニー よみ:セイステファニー |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に10月咲ピンク色さじ弁系スプレイギクを交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色のやや小輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は中、節間長はやや短、茎の太さは中、色は緑である。たく葉の大きさはやや大、葉の着き方は上向き、葉長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、光沢は中、一次欠刻の深さはやや浅、基部の形は円、表面の色は中である。花房の形は円錐形、花の数は中、舌状花の重ねは一重、管状花部のタイプはデイジータイプ、花の大きさはやや小、厚みはやや低、花首の長さは短、花たくの形は平らな円錐状である。舌状花の多少はやや少、向きは斜上、主要な形は管弁Ⅰ、2次的な形はさじ弁である。外花弁の長さはやや短、幅はかなり狭、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の表面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート8903)、裏面の色は淡紫ピンク(同8902)である。花盤の大きさは小、未開花部位の色は黄緑、開花した部位の色は黄、中央暗色スポットは無、管状花の花冠の深裂の程度は小である。生態分類型は秋、開花の早晩性はやや晩である。「鞠かざぐるま」と比較して、葉基部の形が円であること、舌状花の主要な形が管弁Ⅰであること等で、「ビアリッツ」と比較して、舌状花の主要な形が管弁Ⅰであること、外花弁の表面の色が紫ピンクであること、裏面の色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者のほ場(広島県福山市)において、出願者所有の育成系統に10月咲ピンク色さじ弁系スプレイギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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