変速方法のバリエーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:26 UTC 版)
「インター4」の記事における「変速方法のバリエーション」の解説
自動変速のオートDタイプがあった。センサーとマイクロコンピューターで制御されるモーターユニットと組み合わされた物で、変速機本体に変更は無い。当初は操作部の無い単機能の自動変速であったが、幾度かの改良により「モード切り替えやマニュアル操作が可能」「ギヤポジションや走行速度を表示する液晶ディスプレイを持つ」「おどロックを暗証番号で操作でき、防犯性も手動式より高い」などの機能が追加された。 操作部の概要は下記の通り。操作部がないタイプは下記Dモード固定での走行となる。Pポジション以外でも停車後数分経過すると、節電のため液晶表示が消える。 PParking(駐車)の頭文字。走行中に後輪がロックして転倒するのを防ぐため、Pには「Pボタン」を押しながらつまみを捻るようになっている。PからD・Ds・手動に切り替える場合はボタンを押さずに捻ることが可能。しかし、下記シフトボタンで暗証番号を入力しないと、おどロックを解除して走行することはできない。おどロックはPにすると一定時間経過後に自動で作動する(施錠時に暗証番号の入力は不要)。 DDrive(通常走行)の頭文字。おおむね、12km/h-16km/h-20km/hで自動変速する。 DsDrive sports(高速走行)の頭文字。Dよりも約2km/h低い速度で自動変速するため、重いギアでグイグイ漕ぐことができる。 手動手動変速することができるモード。海外向けの商品ではM(Manual)と表記される。D・Dsのままでは、シフトボタンを押しても手動変速することはできない。四輪車ATのマニュアルモードとは異なり、停車しても自動で1速には戻らない。 シフトボタン上向きと下向きの三角形のボタン。手動変速やおどロックの暗証番号入力に使う。 液晶部分2桁表示。速度・入力した暗証番号・手動変速時の段数が表示される。変速時に鳴動する赤色LED・ブザーを擁する。
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