声優業について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:05 UTC 版)
声優への道を進んだことに対して「両親の反対を押し切って声優になった事は正解だった」と語っている。 「この業界に挑戦するなら、若い内にやったほうが良い」と語っているが、「容姿に自信がないから声優になる」と言うのはあまり良くないという。近年の声優は顔出しもする事があり、同じ実力だったら「容姿が良い方を選ぶ」傾向があると言う。容姿に「自信がない人は有無を言わさない演技力を磨き、御洒落や化粧の勉強をするべきだ」と述べている。更に「大学受験をしなくてもいいから勉強を怠る」のは良くないと述べている。理由は、「テストで学力順を出すが、これは忍耐順である」「社会に出ると忍耐力を求められるケースが多くあり、それに打ち勝てられるを養えれば、勉強も頑張れる」と語っている。オーディションに落選しても、落選したらやれなかった仕事が、自身にとって良かった事が実際にあったと述べている。 これから声優を目指す人へ、言わずにいられないのは「声真似は控えよう」「1度『王子様』を捨てた方が良い」とのこと。理由は「現在、自分で芝居をして録音したものを発表出来る。趣味で声真似をするのは構わないが、それを職業にしたいと思った時に自然な芝居が分からなくなる傾向がある、と思う」「美形のキャラクターをやっている声優でも、不細工なキャラクター、ナレーション他と色々こなさなくてはいけない。いずれは王子様みたいな役が出来るようになるかもしれないけれど、それに特化してしまうのは遠回りだ。それよりかは、発声練習、早口言葉、その若さで体験出来ないコミュニケーションなどを触れて欲しい。一見声優とは関係無さそうだけど、それが近道である」と述べている。 NHKの『日本語発音アクセント辞典』によると栃木弁はアクセントが強い癖があり、標準語とは異なる語感がある。自身はこのアクセントを克服出来たので、「これから声優になる栃木の方は頑張って下さい」とエールを送っている。
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