地球外のスーパーテクノロジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/13 16:34 UTC 版)
「宇宙軍士官学校」の記事における「地球外のスーパーテクノロジー」の解説
フローターコイル 十五年前代理人(エージェント)と名乗った異星人(アロイス)よりもたらされた、反重力機関の事。大人の掌に乗る位の大きさで、中心にシャフト(軸)が通っており一見するとモーターに見えなくも無い外見である。そしてそのシャフト(軸)に回転力を与えると、加えられた回転数に応じて重力に反発する力(以下反重力)が生まれる。この反重力によって社会が変わった。一例としては、重量物の運搬にはそれまでの内燃機関を使ったcarrier(読み:キャリアー/運搬車)では大排気量のエンジン(主にディーゼルエンジン)と頑丈な構造が不可欠だったが、フローターコイルを使うと静止重量十トンの貨物でさえ、百分の一程度の重さになるので数百cc(軽自動車)程度のエンジンで事足りてしまうのである。ただしこのフローターコイルは回転力というエネルギーを得て反重力を生み出すだけで、自らはなんらエネルギーを生み出す事はしないので、フローターコイルを利用しての永久機関を研究している自称発明家は、それこそ星の数ほど居るが未だに成功した例は報告されていない。 エネルギーセル 教導者(アロイス)が地球に持ち込んだ、高性能蓄電池。この「エネルギーセル」によって、これまで発電所と電力消費地を(有線で)結んでいた送電線の存在が、そう遠くない内に地球上から姿を消してしまうかも知れない程、使い勝手の良い蓄電(バッテリー)システム。またそれまでの価値観では不毛の土地と思われていた、炭田・油田・鉱山を持たない砂漠が現在(いま)は一大エネルギー産地となっている。
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