地上発射型 BGM-109G GLCMとは? わかりやすく解説

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地上発射型 BGM-109G GLCM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:26 UTC 版)

トマホーク (ミサイル)」の記事における「地上発射型 BGM-109G GLCM」の解説

詳細は「地上発射巡航ミサイル (アメリカ軍)」を参照 1971年頃、アメリカ空軍は、MGM-13 メイス近代的な地上発射巡航ミサイルGLCMGround Launched Cruising Missile)で置換する計画進めていた。この新ミサイル求められていたのはTERCOMシステムによる精密誘導小型燃費良いターボファンエンジン用いることだった。 1977年空軍は、海軍BGM-109 トマホークSLCM地上発射用の派生型であるBGM-109Gの開発と配備許可し1980年5月には最初ミサイル試射された。このミサイルは、車両搭載された4連装TEL輸送起立発射機容器内に格納されたかたちで配備された。なお、空軍ではトマホークではなくグリフォングリフィン)と呼ばれた。 BGM-109Gは、1983年からヨーロッパNATO諸国配備されたが、1987年12月米ソINF全廃条約調印すると、GLCMはまさにこの条約規制対象であったため、1988年から撤去開始された。1991年5月には撤去が完全に完了し全数保管中である。 BGM-109Gのミッション性能は、地上から発射されることを除けば同様に核攻撃ミッション従事したBGM-109Aと同じである。ただし、核弾頭は別で、W84型を用いている。

※この「地上発射型 BGM-109G GLCM」の解説は、「トマホーク (ミサイル)」の解説の一部です。
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