国際スターを目指して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 09:57 UTC 版)
「ロマーノ・クリストフ」の記事における「国際スターを目指して」の解説
1985年にはマカロニ・ウェスタンの名匠として知られるイタリアのフェルディナンド・バルディがテッド・カプランの変名で監督したベトナム戦争物『地獄のファイター/炎の脱出』(未/ビデオ)に主演級で出演するが、助演的なポジションだった。主演のダニエル・ステファンは空手黒帯の持ち主でもある。また、友人であるドン・ゴードン・ベルがドン・ゴードン名義で脇役出演している。 翌1986年にはシルヴァー・スター・フィルム社でも共演歴のあるリチャード・ハリスンが監督と主演した『テラー・フォース・コマンド』(未ソフト化)では助演で、脚本と助監督を担当した。イタリアとカメルーンの合作で、現地のスター俳優で監督でもあるアルフォンス・ベニ(英語版)と『コマンドー・インベイジョン』(1985年/未/ビデオ)でシルヴァー・スター・フィルム社と縁のあるゴードン・ミッチェルらと共演した。因みに、ベニはハリスン同様に香港のIFDのニンジャ映画やアクション映画にも出演している。 北朝鮮でロケを行なったイタリア映画『情無用の戦士』(1987年)では『炎の戦士/ストライカー』(1987年)のフランク・ザカリーノと『サンダー』シリーズ(未/ビデオ)のマーク・グレゴリー、『SFコンクエスト/魔界征圧』(1983年/未/ビデオ)のサブリナ・シアーニ共演、『バイオレンス・ハンター/黄金の謎』(1988年)ではピーター・フートンと再びグレゴリーと共演したが、どれも助演の域を脱していないものだった。尚、両作品はバルディがカプラン名義で監督した。因みに、『情無用の戦士』には北朝鮮へ亡命した米軍軍人のチャールズ・ロバート・ジェンキンスも博士役(クレジットなし)で出演していた。 当時は映画スターとしてステップアップを狙って国際的なマーケットでも知名度のあるスターと共演したが、結果的には成功したとは言えず、再び小プロダクションの主演者に戻るのだった。
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