国・都市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 14:19 UTC 版)
レーゼ王国 物語開始時のラグナがいる、気候が穏やかな王国。君主制の国家で首都は王都セレスビエラ。太陽神教の教圏外の国で、魔法技術については後進国。 王都セレスビエラ レーゼ王国の首都。通称「王都」。結界として「陽気壁陣」が使われており、夜であっても白く輝いている。 陽気壁陣の攻撃転用のための塔が建っている「王宮区」が中心。その周囲を「旧区画」が取り囲み、その外周を「第二城壁」が取り囲んでいる。さらにその外側を「商業エリア」、「工業エリア」、「学術・研究エリア」という3つのエリアで構成された「新区画」が囲む都市構成になっている。 「翼の血族」により征服されて以降は、彼らの計画により国民が都内に集結。ネビュリムの霧散結界により徐々に王都内の人々200万人が殺害されていた。その後クリムゾンの手で王都内の各所で爆破事件が起き、複数の死傷者が発生。最後にはオルトゾラの指揮の元、240万人が虐殺され、壊滅した。 ロナベーラ レーゼ王国南部にある、国境に近い人口12万人の都市。ラグナとレオが狩竜人として活動していたが、「翼の血族」の2度にわたる襲撃により壊滅。サイクスの見積もりでは10万人以上が死亡。生き残った市民は難民として隣国ガーネスの都市プアルアザンに避難している。 ドナピエルー 有名なケーキ屋「銀のヒヨコ」がある、レーゼ王国の都市。20年近く竜による被害が全くなかったため、「狩竜人いらずの都市」と呼ばれていた。王国側では発表されていない事実であるが、20年前に隣国ガーネスが侵攻した際、突然現れた竜の雷によりガーネス軍が撃退されている。これは「銀のヒヨコ」が作る菓子を竜の神が気に入っていたので、ドナピエルーごと「翼の血族」によって保護されていたためであった。 しかし「銀のヒヨコ」が強盗に遭い潰れてしまったことで、竜の神がレーゼ王国を滅ぼすことを「翼の血族」に命令。アルテマティアの意図を無視し勝手に行動したウォルテカムイの雷と中位竜を含む竜の軍勢により壊滅した。 トルティエール 国境守備を担っていた、レーゼ王国東部の都市。アルテマティアの命令を受けたディザス・トロワによって壊滅。 ガーネス レーゼ王国の隣国。レーゼとは友好な関係ではない。過去にドナピエルーへの侵攻、ペレイロと密通するなどの事件を起こしている。 プアルアザン ガーネスにある都市。ロナベーラが壊滅した後は、生き残ったロナベーラ市民の避難先となっている。 マルクト レーゼ王国の隣国。ガーネスと同様、レーゼとは友好な関係ではない模様。 軍事演習場 レーゼの北東部に位置する施設。軍事演習区とも。発掘された旧文明の地下施設が改修され、軍事施設として使用されている。 作中当初は銀装兵団が民間人1500人を連れて立て籠り、国外への転位のための拠点として使用された。
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