咲洲とは? わかりやすく解説

咲洲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 01:54 UTC 版)

咲洲
コスモスクエア地区
(国際交流センターより西を望む)
所在地 日本 大阪府大阪市住之江区
座標 北緯34度38分10.5秒 東経135度25分20.8秒 / 北緯34.636250度 東経135.422444度 / 34.636250; 135.422444座標: 北緯34度38分10.5秒 東経135度25分20.8秒 / 北緯34.636250度 東経135.422444度 / 34.636250; 135.422444
面積 10.45 km²
プロジェクト 地形
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咲洲(さきしま)は、大阪府大阪市住之江区にある人工島。面積は約1,045ヘクタール[1]

概要

大阪南港の別称であるが、南港水路以北の人工島を指して用いられるケースが多い。南港は木津川 - 大和川間のかつて住吉津・住吉浦と呼ばれた沿岸部から造成が始まった埋立地であるが、一般に咲洲と呼ばれる人工島はかつての築港南突堤に沿う形で、尻無川ないし安治川の左岸沖合に位置しており、大正区港区に近接する。

中央部は居住空間である「南港ポートタウン」、北部はアジア太平洋トレードセンター (ATC) や、大阪府咲洲庁舎などの大規模な施設が集積する「コスモスクエア」となっている。外縁部は西部に北埠頭と中埠頭、東部にコンテナ埠頭などの港湾施設が広がっているが、北西端は海浜緑地となっており、北埠頭の西端には野鳥園が広がっている。

バブル全盛期の1988年に決定された「テクノポート大阪」計画に基づき、大阪市主体で数々の巨大施設が建設された(咲洲コスモスクエア地区は、同計画の対象となった人工島3地区の一つ)。しかし、1990年代の不景気でそのほぼ全てが破綻し、第三セクターによるムダ遣い、箱物行政の象徴となった上、大阪市の財政に大きな負担を与えている。

2000年代に入ってから土地の定期借地権方式による分譲を導入し、コスモスクエア駅前では大規模なマンションが建設されるようになり、商業施設大学の進出も進んでいる。

1970年の大阪万博の候補地にもなったことがある[2]

「咲洲」の名称は1991年(平成3年)に公募で決定した。難波津の歌から「咲」を取って名付けられたとされている[3]

施設

ATCオズ岸壁
大阪府咲洲庁舎
インテックス大阪・西ゲート
ミズノクリスタ(ミズノ大阪本社)

複合施設など

宿泊施設

公共施設

教育施設(高等学校以上)

大学
高校
専門学校
  • 大阪エンタテインメントデザイン専門学校(2021年3月休校)
その他

その他

交通機関

公共交通機関

鉄道
路線バス
リムジンバス関西国際空港方面)
船舶

道路

周辺

脚注

関連項目

外部リンク





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