和っこの金メダルとは? わかりやすく解説

和っこの金メダル

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 17:21 UTC 版)

連続テレビ小説 > 和っこの金メダル
和っこの金メダル
ジャンル ドラマ
重森孝子
出演者 渡辺梓
伊藤かずえ
いしのようこ
吉村実子
田村高廣
柴俊夫
ナレーター 立子山博恒
時代設定 1958年 - 1990年[1]
製作
制作 NHK大阪
放送
放送国・地域 日本
放送期間 1989年10月2日 - 1990年3月31日
放送時間 月曜 - 土曜 8:15 - 8:30
放送枠 連続テレビ小説
放送分 15分
回数 151[2]
番組年表
前作 青春家族
次作 凛凛と
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和っこの金メダル』(わっこのきんメダル)は、1989年平成元年)10月2日から1990年(平成2年)3月31日まで放送されたNHK連続テレビ小説第43作目である[3]。主演は渡辺梓[4]

概要

実業団女子バレーボールで活躍した女性が、経験を生かして地域活動に精を出し、彼女なりに目指した「人生の金メダル」を手に入れるまでを描く。

主人公の女性は山口県長門市仙崎出身で、就職のため大阪府堺市に引っ越したという設定。

最終回は、当時、開催直前だった花の万博にヒロインと息子が行くシーンだった。

初回視聴率は39.2%、最高視聴率は40.5%、平均視聴率は33.8%であった(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)[5]

モデルとされたチーム・企業はカネボウユニチカ・フェニックスで、いずれもかつては名門中の名門であったが、その後本業の不振によりいずれも実際に廃部の憂き目に遭っている。

放送ライブラリーでは第1回が公開[6]

キャスト

秋津和子 → 大内和子
演 - 渡辺梓
夫・大内良介
演 - 荒井紀人
息子・大吉
演 - 大倉賢吾
父・健吉
演 - 田村高廣
母・千代
演 - 吉村実子
長兄・洋
演 - 桂小米朝
次兄・明
演 - 新藤栄作
弟・清
演 - 南渕一輝
秋津悦子
演 - 山下智子
深見源吉
演 - 石橋保
深見圭子
演 - 石野陽子
源吉の妹
深見京太郎
演 - 牟田悌三
深見はる
演 - 山田スミ子
大西妙子
演 - 伊藤かずえ
和子のライバル
門田徹
演 - 柴俊夫
バレー部監督
宮川文三
演 - 桂三枝
バレー部部長
宮川松子
演 - 野川由美子
宮川竹次郎
演 - 西山嘉孝
堂本梅次
演 - 渋谷天笑
八田課長
演 - 月亭八方
原田剛
演 - 竜雷太
美子
演 - 繁田知里
淳子
演 - 海部八千代
久子
演 - 日詰千栄
その他
演 - 石川功久荒木雅子松谷令子

スタッフ

放送日程

回数 放送日 演出
1989年
第1週 1 - 6 10月02日 - 10月07日 小林平八郎
第2週 7 - 12 10月09日 - 10月14日
第3週 13 - 18 10月16日 - 10月21日
第4週 19 - 24 10月23日 - 10月28日
第5週 25 - 30 10月30日 - 11月04日
第6週 31 - 36 11月06日 - 11月11日
第7週 37 - 42 11月13日 - 11月18日
第8週 43 - 48 11月20日 - 11月25日
第9週 49 - 54 11月27日 - 12月02日
第10週 55 - 60 12月04日 - 12月09日
第11週 61 - 66 12月11日 - 12月16日
第12週 67 - 72 12月18日 - 12月23日
第13週 73 - 76 12月25日 - 12月28日
1990年
第14週 77 - 79 1月04日 - 1月06日
第15週 80 - 85 1月08日 - 1月13日
第16週 86 - 91 1月15日 - 1月20日
第17週 92 - 97 1月22日 - 1月27日
第18週 98 - 103 1月29日 - 2月03日
第19週 104 - 109 2月05日 - 2月10日
第20週 110 - 115 2月12日 - 2月17日
第21週 116 - 121 2月19日 - 2月24日
第22週 122 - 127 2月26日 - 3月03日
第23週 128 - 133 3月05日 - 3月10日
第24週 134 - 139 3月12日 - 3月17日
第25週 140 - 145 3月19日 - 3月24日
第26週 146 - 151 3月26日 - 3月31日

ヒロイン交代騒動

732人が応募したヒロインのオーディションを勝ち抜いたのは市川紀子であったが、撮影開始後に民社党の広報ポスターに起用されていたため、特定政党のイメージキャラクターを起用するのは不偏不党を謳う公共放送の性質上そぐわないとの判断から市川が降板することとなり、急遽、最終候補の中から再オーディションが行われ、友人役で出演予定だった渡辺に決まった[8]

その他

本作品主演で出ていたことがきっかけとなり番組終了から数か月後に、渡辺梓は森永製菓のテレビCMに出演した[9]

脚注

  1. ^ NHK 連続テレビ小説と視聴者” (PDF). NHK放送文化研究所メディア研究部 (2020年1月30日). 2025年6月17日閲覧。(語り 注3 立子山博恒アナ)
  2. ^ NHKクロニクル
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 日本放送協会放送文化研究所 放送情報調査部 編『NHK年鑑'90』日本放送出版協会、1990年10月1日、134頁。 
  4. ^ 第43作「和っこの金メダル」”. 朝ドラ全史. NHK. 2025年6月17日閲覧。
  5. ^ NHK 連続テレビ小説と視聴者” (PDF). NHK放送文化研究所メディア研究部 (2020年1月30日). 2025年6月17日閲覧。(「付表1 NHK 連続テレビ小説【作品一覧表】」の154頁の43)
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 放送ライブラリー program番号:177843
  7. ^ a b 朝ドラの55年〜全93作品完全保存版 2015年10月17日 ISBN 978-4144072130
  8. ^ 【朝ドラのころ】「和っこの金メダル」渡辺梓 (1) 当初のヒロイン降板で友人役から主役に!「昭和の太もも」でアタック - サンスポ、2021年6月6日
  9. ^ 【朝ドラのころ】「和っこの金メダル」渡辺梓(4)芸術家の夫とプレハブ暮らし…芝居が良くなった”. サンスポ. 産業経済新聞社. 2025年6月17日閲覧。

関連項目

外部リンク

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
青春家族
(1989年度上半期)
和っこの金メダル
(1989年度下半期)
凛凛と
(1990年度上半期)




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