周防灘側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:13 UTC 版)
周防灘に面した新門司地区は、1959年(昭和34年)、通商産業省の工業適地審議会が臨海工業用適地に指定したことから、港湾設備と臨海工業用地の造成が始まった。第1期事業地区(新門司南地区)は1976年(昭和51年)に竣工した。出光興産、古河電気工業などの大規模工場や倉庫、名門大洋フェリーのターミナルなどがある。第2期事業地区(新門司北地区)は1978年(昭和53年)に着工し、阪九フェリーターミナル、マリンレジャーの拠点新門司マリーナ、オーシャン東九フェリーが開設したほか、トヨタ輸送新門司自動車物流センターや農林水産省動物検疫所などが立地している。 新門司の阪九フェリー第1ターミナル。 新門司の名門大洋フェリーターミナル。 新門司にある工場(古河電工産業電線株式会社九州工場)。 企救半島東部には、市の指定無形民俗文化財の大積神楽が上演される大積天疫神社、猿喰新田の開発の跡が見られる汐抜き穴、部埼灯台、1996年(平成8年)に市が整備した白野江植物公園などもある。 周防灘海域では、干潟が広がり、ガザミ、コウイカ、スズキ、カレイなどのかご漁、刺し網、小型定置網のほか、カキの養殖が盛んである。柄杓田漁港をはじめとする漁港が整備され、漁業の拠点となっている。 部埼灯台。 太刀浦コンテナターミナル。1979年(昭和54年)に供用開始し、西日本有数のコンテナターミナルとなっている。
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