名誉毀損・報道被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 10:04 UTC 版)
2003年11月2日、「石原発言捏造テロップ事件」。 2004年7月26日のニュース番組で、代理母出産を行ったタレント・向井亜紀の講演での発言について、「生みの親」を批判する印象を抱かせるように報道したため、視聴者から向井側へ非難がよせられた。これに対し向井側は発言の一部のみを切り取って放送するTBSの手法を非難して抗議した。のちにTBSは誤りを認め向井側へ謝罪した。 2008年2月16日放送の『歴史王グランプリ2008 まさか!の日本史雑学クイズ100連発!』で、会津戦争において「旧幕府軍が若松城を明け渡したとんでもない理由とは?」との出題に対し「糞尿が城にたまり、その不衛生さから」を正解とした。これに対し、戊辰戦争時の若松城のイメージを損なうとして、3月28日に会津若松市と会津若松市観光公社はTBSと番組制作会社に24日付で抗議文を郵送したことを公表した。TBSは訂正放送を行わなかったが、3月30日に書面にて、4月8日昼の番組でそれぞれ謝罪した。 2016年2月3日放送の『水曜日のダウンタウン』で、「水戸黄門の印籠は今でも水戸でも通用するのか?」と称した実験を茨城県水戸市で行ったが、放送後視聴者から「(水戸市に)観光に行こうとしたが治安が悪くなったためキャンセルした」などと市に苦情が寄せられ、市が調査した結果「放送内容は虚偽によるもので市のイメージが損なわれた」として放送倫理・番組向上機構(以下BPOと記載)に同年3月2日までに意見書を提出したことを明らかにした。今回の水戸市の意見書提出についてTBSは「誠意をもって対応する」とコメント。BPOの放送倫理検証委員会は同年3月11日、この件については審議の対象とはしないことを表明したが、同年3月23日に当時の社長であった武田信二が定例会見で「(今回の一件により)水戸市及び水戸市を愛する方々に大変不快な思いをさせてしまったと反省しています」と謝罪、陳謝した一方で制作サイドに対しては苦言を呈した。
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