名誉毀損訴訟・行列降板・その後
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「久保田紀昭」の記事における「名誉毀損訴訟・行列降板・その後」の解説
2002年12月、株式会社噂の真相が発行している月刊誌『噂の眞相』にキャバクラ通いを報じられた(久保田がキャバクラ嬢に「乳首触らせて」と下ネタを言っていたとの間違った記事も掲載された)。 久保田は、名誉棄損およびプライバシーと肖像権の侵害による不法行為による損害賠償請求をしたところ、2004年2月19日東京地裁は請求の一部を認め、『噂の真相』側へ名誉棄損で30万円の賠償を命じた(プライバシーと肖像権の侵害は認めず)。久保田側は「弁護士のプライバシーを著しく狭めるもの」と判決を不服とし、さらに控訴した。しかし同年7月14日に棄却され、判決は確定した。 なお、株式会社噂の真相は別のキャバ嬢の証人尋問を行ったが、2月19日の一審判決ではキャバ嬢に対して「乳首触らせて」と発言した部分について「報道の事実が証明されていない」として、記事の違法性を認めた。 2003年3月を以って、「もう潮時」「本業に専念する」との理由等で『行列のできる法律相談所』を降板。4月から橋下徹と交代した。なお、『週刊現代』2003年7月19日号「テレビはこう作られる(8)『行列のできる法律相談所』あの弁護士は信用できるの!?」等で、久保田本人が降板理由等について言及し、弁護士の過度のタレント化を批判している。 久保田が出演した最後の回の同番組では、久保田の降板には触れられなかった。久保田の後任として橋下が初登場した回でも、久保田の降板には一切触れずに「茶髪の風雲児登場!」と単に新弁護士が登場することを紹介するだけの進行がされた。 久保田降板後、同番組で過去の映像を流す際、映像の使用回数制限のため久保田にはモザイクやCGでぼかし処理がされている。また、同番組では久保田以外にもすでに降板した出演者がおり(政治家転身で番組を事実上降板した橋下、丸山を含む)、それらの出演者に触れたトークも時折されることもある(暴力団関係者との交友事実発覚を受け、番組降板・芸能界を引退した紳助ですら実名は出さないまでもぼやかした表現で触れられることがあったが、現在では、スペシャルMCの明石家さんまが、紳助の名前を出して笑いをとったり、東野ら出演者たちも紳助の話題に触れたりしている)が、久保田に関しては本人を匂わすものすら一切ない。
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