合併後の名称が問題となった例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:28 UTC 版)
「日本の市町村の廃置分合」の記事における「合併後の名称が問題となった例」の解説
合併後の名称の問題が原因で廃案となった例は、南セントレア市(愛知県)、あっぷる市(青森県)、平泉市(岩手県)、白神市(秋田県)、はながさ市(山形県)、中央アルプス市(長野県)、武南市(埼玉県)、桜宮市(同)、彩野市(同)、安土市(滋賀県)、西和市(奈良県)、さざなみ町(長崎県)などがある(詳細は各記事参照)。 新名称に賛否が分かれたが採用した例は、にかほ市、さいたま市、あきる野市、つくばみらい市、常総市、みどり市、西東京市、中央市、甲州市、南アルプス市、伊豆市、伊豆の国市、丹波市、四国中央市、南九州市などがある。 一方、新名称に批判が続出するなどして、名称を再検討した例としては以下の例がある。 福島県ひばり野市:正式決定後に飯舘村の離脱を受け再検討し、南相馬市が成立。 茨城県常陸野市:正式決定後に石岡市が反発、再度協議会が設立され、石岡市、小美玉市が成立。 千葉県太平洋市:関係町村間で合意後に批判を受けて再検討し、山武市が成立。 岐阜県ひらなみ市:正式決定後に批判を受けて再検討し、海津市が成立。 滋賀県西近江市:正式決定後に批判を受けて再検討し、高島市が成立。 島根県石見銀山市:最終候補として提案されたが、旧大田市の反発で空転した後再検討し、大田市が成立。 佐賀県湯陶里市:正式決定後に武雄市、山内町の離脱を受け再検討し、嬉野市が成立。 長崎県北松浦市:正式決定後、松浦市が反発、田平町の離脱を受けて協議会が解散したのち3市町で松浦市が成立。 鹿児島県れいめい市:正式決定後に批判を受けて再検討し、いちき串木野市が成立。 沖縄県宮古市:関係市町村間で合意した後に岩手県宮古市の反発と住民アンケートの結果を受け再検討し、宮古島市が成立。 また、合併後に改称した例としては共に昭和の大合併時で青森県大湊田名部市(むつ市に改称)、徳島県鳴南市(鳴門市に変更)、千葉県東葛市(柏市に変更)、福岡県宇島市(豊前市に変更)がある。
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