尖閣諸島戦時遭難事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/11/14 15:14 UTC 版)
尖閣諸島戦時遭難事件（せんかくしょとうせんじそうなんじけん）あるいは尖閣列島戦時遭難事件（せんかくれっとうせんじそうなんじけん）は、太平洋戦争末期の1945年7月に日本の小型船2隻がアメリカ軍機の攻撃を受け、当時、無人島だった尖閣諸島に漂着した事件である。約50日後に救出されたが、戦闘と飢餓などにより50人以上が死亡した。石垣島から台湾へ民間人を疎開させる途中に遭難したもので、対馬丸以外に沖縄県からの疎開船が撃沈破された数少ない事例である。台湾疎開石垣町民遭難事件、あるいは遭難船名に由来して一心丸・友福丸事件とも呼ばれる[1]。
注釈
出典
- ^ a b c d 琉球新報 1983年12月14日。
- ^ a b 沖縄県教育委員会（1974年）、116頁。
- ^ a b 沖縄県教育委員会（1974年）、214頁。
- ^ a b c 沖縄県教育委員会（1974年）、130-131頁。
- ^ a b c 沖縄県教育委員会（1974年）、121頁。
- ^ a b 沖縄県教育委員会（1974年）、127頁。
- ^ a b c 琉球新報 1983年12月15日。
- ^ a b c d 『米海軍資料に見る海の沖縄戦展』
- ^ a b c 沖縄県教育委員会（1974年）、135頁。
- ^ a b c 琉球新報 1983年12月16日。
- ^ a b c 沖縄県教育委員会（1974年）、118頁。
- ^ 沖縄県教育委員会（1974年）、128頁。
- ^ a b c 沖縄県教育委員会（1974年）、119頁。
- ^ a b 琉球新報 1983年12月21日。
- ^ 沖縄県教育委員会（1974年）、136頁。
- ^ 琉球新報 1983年12月22日。
- ^ 沖縄県教育委員会（1974年）、123頁。
- ^ a b 沖縄県教育委員会（1974年）、120頁。
- ^ 琉球新報 1983年12月23日。
- ^ 沖縄県教育委員会（1974年）、18頁。
- ^ 防衛研修所戦史室（1968年）、614-615頁。
- ^ a b c 琉球新報 1983年12月24日。
- ^ a b 防衛研修所戦史室（1968年）、616頁。
- ^ 沖縄県教育委員会（1974年）、12-13頁。
- ^ 琉球朝日放送尖閣諸島 戦時遭難者慰霊祭 2009年7月4日。
- ^ 石垣市長 中山義隆 『尖閣諸島での慰霊祭等実施のための上陸許可について（要請）』（PDF） 2011年6月10日。
- ^ 沖縄タイムス「紛争の火種」懸念 尖閣慰霊祭に執着せず 2011年7月4日。
- ^ “尖閣の疎開船遭難者を慰霊 洋上でも19日開催”. 東京新聞. (2012年8月19日) 2012年8月19日閲覧。
- ^ “尖閣諸島に日本人10人が上陸＝慰霊祭参加者―海保”. wsj.com (ウォール・ストリート・ジャーナル). (2012年8月19日) 2012年8月19日閲覧。
- ^ 毎日新聞尖閣上陸:「慰霊祭利用された」 遺族会、署名を拒否／沖縄 2011年8月21日。
- ^ 内閣総理大臣 小渕恵三 『第143回国会 答弁書第2号』 1998年9月8日。
[続きの解説]
「尖閣諸島戦時遭難事件」の続きの解説一覧
- 1 尖閣諸島戦時遭難事件とは
- 2 尖閣諸島戦時遭難事件の概要
- 3 戦後の慰霊と補償
- 4 脚注
- 5 関連項目
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