台湾疎開
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台湾疎開(たいわんそかい)は、太平洋戦争末期の1944年(昭和19年)夏以降に、大日本帝国政府が沖縄県の住民等を日本統治下の台湾に疎開させた政策である。合計1万4044人の疎開者のうち1万1448人が頼るべき親類縁者のない無縁故疎開であり、終戦後の食糧事情の悪化やマラリアなどによって1割弱にあたる1,162人が命を落とした。
- ^ a b c 台湾軍管区参謀長 『台湾疎開沖縄県人帰還の件(台湾軍管区参謀長)』 内閣府沖縄振興局沖縄戦関係資料閲覧室所蔵資料 整理番号B09-5-33(厚生労働省資料) 。
- ^ a b c 『沖縄から1万4000人が台湾に避難 台湾文献館で記録文書発見』 八重山毎日新聞 2007年6月3日。
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