古典および他の漢字使用国からの隔絶とは? わかりやすく解説

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古典および他の漢字使用国からの隔絶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 03:19 UTC 版)

当用漢字」の記事における「古典および他の漢字使用国からの隔絶」の解説

当用漢字日本独自新字体採用しているため、当用漢字だけの知識では古典原典のままでは読めなくなってしまった。そこで、新字体書き換え古典登場するようになったが、新字体では複数字種一つにまとめたので、例えば辨・辯・瓣は弁にまとめてしまったために、序文という意味(「弁」はかんむり)の「弁言」と、口達者という意味の「辯言」が新字体では「弁言」になって区別がつかなくなるという事態が発生するようになった当用漢字字体告示時点では、日本以外漢字文化圏で、手書き文字として略字民間使われいたものの、公式に漢字簡略化した国はなかった。これ以降、同じ意味の漢字であっても公式な字体活字字体大きく異なるというものが出現した中華人民共和国では1956年漢字簡化方案により簡体字実施された。台湾香港では漢字系統的政策的簡略化行われず繁体字概ね康煕字典体)を維持しているが、特に1980年代以降漢字標準字体を示す際に整理が行われ、従来活字見られたものとは異な字体標準とされた字も少なくない朝鮮半島では漢字字体変更行われていないが、ハングル専用政策により北朝鮮では漢字自体全廃され、大韓民国では漢字の使用激減した

※この「古典および他の漢字使用国からの隔絶」の解説は、「当用漢字」の解説の一部です。
「古典および他の漢字使用国からの隔絶」を含む「当用漢字」の記事については、「当用漢字」の概要を参照ください。

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