古儀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 08:06 UTC 版)
「由貴夕大御饌」および「由貴朝大御饌」においては、正殿床下の「心の御柱」に大御饌を供進する。この祭儀に列するのは禰宜、大内人(3人)、大物忌、宮守物忌、地祭(とこまつり)物忌、酒作(さかとく)物忌、清酒作物忌、および介添役としてそれぞれの物忌の父の計14名で、この内御床下に進んで大御饌を供進するのは、大物忌、宮守物忌、地祭物忌のみであった。 奉幣の儀においては、まず斎王が外玉垣御門内の四丈殿に参入する。太玉串を大神宮司から受け取り、内玉垣御門内まで参入して大物忌に授け、大物忌がさらに内側の瑞垣御門内に立てる。斎王は四丈殿へ戻り、直接正殿で拝礼しない。次いで大神宮司らが参入して太玉串を立て、正殿を開扉、幣帛、御衣を納めて一度退出、両正殿の荒魂を祀る荒祭宮、多賀宮にて同様の儀を行った後、改めて外玉垣御門内に参入して御神楽を奉納、終了後、ここまで四丈殿に待機していた斎王以下、退出する。
※この「古儀」の解説は、「神嘗祭」の解説の一部です。
「古儀」を含む「神嘗祭」の記事については、「神嘗祭」の概要を参照ください。
古儀と同じ種類の言葉
- >> 「古儀」を含む用語の索引
- 古儀のページへのリンク