厩戸王子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/04 04:35 UTC 版)
「九十九王子 (泉南市)」の記事における「厩戸王子」の解説
籾井王子から紀州街道旧道を西に1.5kmほど進み、海営宮池という池の近くの交差点を北に向かう脇道に入ったところに墓地があり、その北側に石碑と説明板がある。大阪府指定史跡。 建仁元年(1201年)の後鳥羽院参詣記(『明月記』所収)10月7日条に「先参厩戸王子」との記述があり、籾井王子にて芸能を奉納したのちに参詣し、信達宿厩戸御所にて宿泊している。また、承元4年(1210年)の修明門院参詣記(『民経記』所収)4 月23日条にも、当王子に参詣の後、宿所入りしたとある。 その後、この王子に言及する史料が途絶えるが、元文元年(1736年)刊行の『和泉志』に …在中小路村。王子記作馬戸。或曰馬留。今称筆王子。 — 『和泉志』 とあり、これに従った記述が寛政7年(1795年)の『和泉名所図会』にも見られる。 明治以降も厩戸王子神社ないし筆王子神社の名で存続し、石禿倉(ほくら)と呼ばれる小石祠が祀られていたが、1907年(明治40年)12月9日に一岡神社に合祀され(『史跡名勝天然記念物』)、市杵島神社という境内社になっている。 所在地 泉南市信達大苗代
※この「厩戸王子」の解説は、「九十九王子 (泉南市)」の解説の一部です。
「厩戸王子」を含む「九十九王子 (泉南市)」の記事については、「九十九王子 (泉南市)」の概要を参照ください。
厩戸王子(うまやどのおうじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 01:41 UTC 版)
「日出処の天子」の記事における「厩戸王子(うまやどのおうじ)」の解説
本作の主人公。女性と見まごうほど美しい。頭脳明晰、冷静沈着。一部の人は彼を弥勒菩薩の変わりと思わせるほどに幼少の頃から超常的な力を持っており、それを他人に悟らせないように日頃ふるまいもするが、いくら隠しても母と毛人の2人だけは彼の特異性を感知してしまう。
※この「厩戸王子(うまやどのおうじ)」の解説は、「日出処の天子」の解説の一部です。
「厩戸王子(うまやどのおうじ)」を含む「日出処の天子」の記事については、「日出処の天子」の概要を参照ください。
- 厩戸王子のページへのリンク