危機管理都市推進議員連盟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 03:16 UTC 版)
「副首都構想」の記事における「危機管理都市推進議員連盟」の解説
2010年12月31日、議連ではNEMICの整備地域として、そのインフラ面から関西圏が強く推されていたが、大阪国際空港を対象地域とする案を作成、総合特区制度法の成立後の閣議決定を目指している。 2011年5月、同年3月に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)を受け、首都機能のバックアップの必要性を再確認、同年度中に副首都の建設を目指している。第3次以降の平成23年度補正予算案にNEMIC整備のための調査費計上を目指している。 2011年7月21日の議連総会では、「首都代替機能の整備の推進に関する法案」(仮称、副首都整備基本法案)の素案が提示される予定となっている。法律の目的は「東京圏以外の地域に首都中枢機能を一時的に代替させることに関し、基本方針を定め、整備を推進する」と規定され、副首都整備の基本指針として、 緊急性に鑑み速やかに行う 体制、施設などは首都中枢機能を維持するうえで必要かつ十分なものとする 整備費用を少なくし、民間資金を活用 国有地または公有地を優先的に使用 首都代替機能を担う地域は1つ 候補地は東京圏より一定程度離れ、同時被災の可能性が低い地域 候補地は既存の鉄道、道路、空港への接続が容易で、東京圏との交通、通信手段が複数存在する地域 の7条件が挙がられている。また、議連では各政党代表者が整備地域を「関西圏」とすることで一致し、大阪国際空港跡地が最有力視されている。
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