算置
(占い算 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/12 13:37 UTC 版)
算置・算置き(さんおき)は、中世・近世(12世紀 - 19世紀)の日本に存在した占いの手法であり、およびそれを行う者とその職能である[1][2][3]。陰陽師・易博士に比して、占師としては下層であり、街頭で声を上げて客を引き、算木を使用して占いを行った一種の芸能者である。[1][2][3]。占屋算(うらやさん)、占い算(うらないさん)、占置(うらおき)、見通(みとおし)ともいう[1][4][5]。能狂言『居杭』の登場人物(アド)「算置」(さんのき)として知られる[1][2]。
- ^ a b c d e f g 算置、世界大百科事典 第2版、コトバンク、2012年9月3日閲覧。
- ^ a b c d e 算置き、デジタル大辞泉、コトバンク、2012年9月3日閲覧。
- ^ a b c 算置き、大辞林 第三版、コトバンク、2012年9月3日閲覧。
- ^ a b c デジタル大辞泉『占屋算』 - コトバンク、2012年9月3日閲覧。
- ^ a b デジタル大辞泉『占い算』 - コトバンク、2012年9月3日閲覧。
- ^ a b c 世界大百科事典 第2版『易者』 - コトバンク、2012年9月3日閲覧。
- ^ a b c 福井、p.73-74.
- ^ 南北朝期・室町初期における狂言作品成立の可能性、名古屋女子大学、2012年9月7日閲覧。
- ^ 小山田ほか、p.142.
- ^ 森、p.44.
- ^ 今泉、p.586.
- ^ 今田、p.82.
- ^ デジタル大辞泉『八卦見』 - コトバンク、2012年9月3日閲覧。
- 占い算のページへのリンク