南ヴァレンシア王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:21 UTC 版)
「アークトゥルス (ゲーム)」の記事における「南ヴァレンシア王国」の解説
デリック・フレアー ラグニ村の武器屋を営む、シズの義父。かつて、妻シェラーと共に勇者センクラドに協力した過去を持つ。相当な腕を持った戦士であったらしく、センクラドの信認が厚かった。アークトゥルスの宿命を持つシズを、悪魔の力が宿らないように育てていたが、ヴァレンシア王国枢機卿ビヨルン・リュングスツロムに妻のシェラーを殺されてからは、酒に溺れる毎日を送るようになってしまった。 シズとマリアが共に村を出てから彼がどうなったかは不明だが、エンディングでシズとアイが彼の墓標に立っていることから、戦争終結後にて死亡したようである。生前は、最後までシズと心を通い合わせることはなかったが、エンディングにて彼の墓標の前でシズは涙を見せていた。 シェラー・フレアー デリックの妻であり、悪魔の子シズを引き取った人物。故人。センクラドが村を去った後、デリック、シズと共に平和な生活を送っていたが、ヴァレンシア王国枢機卿ビヨルン・リュングスツロムによって命を奪われてしまう。 ラグニ村近くの岬に彼女の墓が建てられている。 アイスパイン 年齢不明 帝国兵に追われるシズとマリアを助けた青年。以後、ふたりの師となり、シズには魔法を、マリアには剣の技を師事した。 その正体は、アシリオン帝国宰相エンペンザ・ラムスティン。 センクラド 年齢不明 ラグニ村では勇者と呼ばれる人物。人形人間として無限とも言える時を過ごし、現帝国宰相エンペンザとは無二の親友であった。悪魔の子シズを巡ってエンペンザと対立し、彼を抹殺する(後にエンペンザはエリザベスによって復活させられる)。 己の信念に基づき、シズを殺そうとするも、協力者であったシェラーの想いに負け、フレアー夫妻にシズを託した。 その後は医師を束ね、黒死病患者を治療する指導者となる。 ネブカドネザル崩壊時、グリト教の教主であるアイに付き従い、シズを助け出す。シズの生まれ、アークトゥルスについてなど、過去の真実をシズに告白した。その後、全ての力をシズに託し、静かにその活動を停止することになる。
※この「南ヴァレンシア王国」の解説は、「アークトゥルス (ゲーム)」の解説の一部です。
「南ヴァレンシア王国」を含む「アークトゥルス (ゲーム)」の記事については、「アークトゥルス (ゲーム)」の概要を参照ください。
- 南ヴァレンシア王国のページへのリンク