千葉市長に就任
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2009年4月22日に、引退の意向を表明していた千葉市長の鶴岡啓一が収賄容疑で逮捕された。4月27日に民主党千葉市協議会が熊谷を擁立することを確認すると、4月30日に熊谷は、この状況を踏まえて広く市民の支持を得るため民主党を離党し、無所属として正式に立候補を表明した。 6月14日に行われた市長選に民主党・市民ネットワーク千葉県・新社会党の推薦を得て立候補する。事実上鶴岡の後継候補で自民党・公明党の推薦を得た前副市長の林孝二郎、元千葉市議で共産党公認の候補者らを、千葉市長選挙歴代最多得票数の170,629で破り、千葉市長に初当選した。投票率は43.50パーセント (%) であった。 31歳5か月の市長就任は、同年2月に当選した三重県松阪市長の山中光茂の当選時33歳を抜いて、現職最年少である。政令市の市長としては、神奈川県横浜市長の中田宏による初当選時37歳の記録を更新した。2021年3月に県知事選挙立候補のために辞職した時点も、政令市市長で最年少で、次点は大阪府堺市長の永藤英機であった。 熊谷は歴史愛好家の観点から、他自治体で前首長と異なる背景の候補者が当選した場合、幹部人事に失敗して孤立した例が多いことに着目し、市政の方針変更を掲げつつも局長など幹部体制は変えない、と言明して市役所内の動揺を抑えた。 2013年5月26日の千葉市長選挙に立候補し、歴代最多票数を更新する得票数175,126で再選された。投票率は31.35%であった。 2014年にワールド・メイヤー(世界市長賞)にノミネートされた。 2017年5月28日の千葉市長選挙に出馬し、歴代最多票数を更新する得票数182,081で三選される。投票率は29.07%であった。
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