医学の素養
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1917年(大正5年)12月23日、イタリアのロンバルディア州ミラノ県ミラノに生まれる。26歳離れた兄フェルナンドが撮影・照明の技術者で、4歳下の弟ネロは、のちに詩人・映画監督となった。 父親はミラノの歌劇場・スカラ座専属の医師であったが、リージが12歳になるころ死去した。 親戚や両親の友人に育てられて成長したリージは、精神科医としてのキャリアを始めるが、そのうち、映画批評が好きになり、ニュース記事やシナリオを書き始める。 1940年(昭和15年)、同郷の友人アルベルト・ラットゥアーダが共同脚本に参加し、助監督を務めることとなったマリオ・ソルダーティ監督、アリダ・ヴァリ主演の映画『小さな古風な世界』に、ラットゥアーダに誘われて、初めて助監督として参加する。 第二次世界大戦中、スイス・ジュネーヴに移住し、アテネ・ド・ジュネーヴでフランスの映画監督ジャック・フェデーに師事する。第二次世界大戦後、1946年(昭和21年)から短篇映画やドキュメンタリーを20本近く演出する。1948年(昭和23年)11月12日、スイスのベルンで、長男でのちの映画監督クラウディオ・リージが生まれる。
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