北海道大観音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 13:41 UTC 版)
全長88メートル。開業当時は有料公開されており、エレベーターで頭頂部まで上ることができた。大小の観音像や本尊が安置され、最上階には大観音展望台が設置されている。これは1989年11月3日、日本とインドの僧侶およそ20数名により開眼法要が行われ、設置されたもの。 18階には「迷企羅神将・白衣観音・伐折羅神将」の3体の像が置かれており、16階に「広目天・増長天・龍頭観音・持国天・多聞天」、14階に「虚空蔵菩薩・如意輪観音・勢至菩薩」、12階に「日光菩薩・延命南海菩薩・月光菩薩」、10階に「地蔵菩薩・慈母観音・地蔵菩薩」、8階に「普賢菩薩・聖観音・文珠菩薩」と、菩薩像や観音像をはじめとする像がそれぞれ設置されている。 6階には十二支の「干支守本尊」が設けられ、4階には56観音の大理石彫刻壁画、世界の仏具と仏像・薬師如来を収蔵した仏教資料館があるほか、七福神が祀られている「七福神殿」が2階に、身代わり観音として御利益があるとされる「千体観音」が1階の入り口を入ったところに位置する。大観音像前に広がっている庭園はインドのタージ・マハルの庭園を模して造られたものである。観音像や仏像が内部に多数あるため、観光のほか信仰の場としても機能している。
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