北半球での使用法とは? わかりやすく解説

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北半球での使用法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/14 07:20 UTC 版)

極軸望遠鏡」の記事における「北半球での使用法」の解説

方位磁針などで北を把握し空を見ると、自分のいる土地緯度と同じ高度に北極星ポラリス)が見える。2等級と明るく近く明るい星はないのですぐに分かるはずである。正確に言うと方位磁針正確な北よりも西にずれた方角を指す。 詳細は「方位磁針#偏差」を参照 肉眼北極星発見できたら、極軸がだいたい北極星方向を向くように赤道儀式架台地面設置する地面柔らかい時は沈み込んだりしないよう先端地中沈められるだけ沈め、または石など硬いものの上に置く必要がある極軸望遠鏡を覗くといくつかの星とスケールパターンが見える。星が円板状面積持って見えたりスケール不鮮明であった極軸望遠鏡接眼レンズ付近にある視度リング回して鮮明に見えるよう調整する。一番明るい星が北極星であるが、自信持てない場合片目極軸望遠鏡覗いたままもう片方の目も開き裸眼見ている北極星極軸望遠鏡視野中心一致させる極軸望遠鏡視野北極星入っていれば観望用には充分な精度がある。 誤差がある場合には天体日周運動極軸微動だけでは追尾できず時々赤緯微動修正する必要が出る。長時間本格的観測写真撮影場合失敗を防ぐために極軸合わせ直した方が無難である。昼間、遠い対象十字中心に入れて極軸回転させた場合十字から対象がずれたら極軸望遠鏡狂っているためメーカー修理してもらう必要がある極軸望遠鏡にはスケール入っており、これでさらに精度上げられるスケール方式メーカーによって違う。 時角方式 - 方向を、24時間で1周する時計文字盤例えて「何時何分方向」と表すことがあり、これを時角という。星は日周運動により規則的に23時56分4秒で反時計回りに1周しているため、月日時分特定することで北極星天の北極に対してどの方向にあるのかが分かる星座早見などでその時角を求め極軸望遠鏡パターンその方向に向ける。赤道儀式架台自身時角求め機構内蔵されている場合もある。 位置関係方式 - 面倒な時角割り出し平出しが不要である。ケンコー - 北極星以外の2つの星を併せてパターン取り入れている。 五藤光学研究所 - マークXでは、視野内に描かれ北斗七星カシオペヤ座実物との傾き具合合わせ上下微動北極星所定の場所に導くだけで極軸合わせ完了する

※この「北半球での使用法」の解説は、「極軸望遠鏡」の解説の一部です。
「北半球での使用法」を含む「極軸望遠鏡」の記事については、「極軸望遠鏡」の概要を参照ください。

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