勝数・負数記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:32 UTC 版)
当然ながら在位場所数の長さとの相関性がある。 十両で最も多くの白星を挙げた力士は大潮の436勝、栃勇及び蜂矢の399勝がこれに次ぐ。幕内在位歴がない力士に限定すると魄龍の334勝が最多である。 十両で最も多くの黒星を喫した力士は蜂矢の426敗、栃勇の404敗・大文字の390敗がこれに次ぐ。幕内在位歴がない力士に限定するとやはり魄龍の371敗が最多である。 2022年3月場所終了時点で、十両在位歴がありながら在位中の勝数が0の力士は以下の6人(うち、現役3人)である。 1940年5月場所の小役丸は新十両場所を左踵の怪我の為に8日目(布引に負け)のみを出場し、9日目の不戦敗以降再出場せず0勝2敗13休。幕下陥落直後に応召し、復員することなく廃業した。 1942年1月場所の錦竜は新十両場所を全休し、同場所をもって廃業したため、関取在位歴がありながら1回も関取として本場所に出場せずに廃業した史上初の力士とされる。 1965年5月場所の楠ノ海は新十両場所を膝の怪我により全休し、再十両の機会もなく廃業したため、戦後に関取在位歴がありながら1回も関取として本場所に出場せずに廃業した唯一の力士とされる。 2020年9月場所の王輝は新十両場所を怪我により精彩を欠く相撲が続き15戦全敗となった。新十両場所での皆勤全敗は史上初めてである。以降は幕下に在位し続け、2022年3月場所終了時点で現役。 2021年9月場所の北青鵬は新十両場所を新型コロナウイルス感染により全休。翌11月場所は新型コロナウイルス感染者及び濃厚接触者に対する特例が適用され十両に残留も初日の東白龍戦に敗れた際に右膝蓋靭帯を損傷し2日目以降を休場して在位2場所で0勝2敗28休。以降は幕下に在位し続け、2022年3月場所終了時点で現役。 2022年1月場所の紫雷は新十両場所の前に違法賭博への関与が発覚し、師匠・11代木瀬の判断で謹慎休場した。以降は幕下に在位し続け、2022年3月場所終了時点で現役。
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