創作世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/23 02:38 UTC 版)
忍者ものや妖怪ものなどでは、「秘密を抱えた部族の集落」「現代社会に一般には存在しないとされる者たちが隠れ棲む場所」「時代の推移と共に姿を消す者たちが落ち延びる場所」などとして頻繁に使われる。 小説 『鉄鼠の檻』 『妖魔夜行』妖怪たちが隠れ処とする特殊な空間の総称として用いられ、その大小は小部屋一つから国一つに匹敵するものまで様々。 漫画・アニメ 『サスケ』アニメ版最終回「走れサスケ」(1969年放送分)。大猿大助とサスケは隠れキリシタンの住む隠れ里で暮らし、定住を決意する。 『ゲゲゲの鬼太郎』「さら小僧」では、妖怪さら小僧が自分の歌を盗作した人間の歌手を拉致し、隠れ里へ監禁する。 「サラリーマン死神」の「蒸発」を原作とする、アニメ第2作第38話「隠れ里の死神」及び第6作第66話「死神と境港の隠れ里」では、妖怪隠れ座頭(第6作では人面樹)が支配する時の流れから隔絶された隠れ里が登場。そこから現実世界へ逃げ出した死神(第6作のみ鬼太郎に退治される)や鬼太郎たちは無事に脱出するが、同行した昔の人間(原作では死神と恋仲になった女性、アニメでは子供たち)は数百年分の時間の急激な変化に耐えられず、白骨死体と化してしまう。 鬼太郎や仲間たちの住処である「ゲゲゲの森」や「妖怪横丁」も、人間界とは異質な空間にあったり、一般の人間は入れなかったりしており、一種の隠れ里と言える。
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