副砲・高角砲、その他の備砲とは? わかりやすく解説

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副砲・高角砲、その他の備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 06:03 UTC 版)

クレマンソー (戦艦)」の記事における「副砲・高角砲、その他の備砲」の解説

副砲リシュリュー級より引き継ぐ1936年型 15.2cm(55口径速射砲」を採用した。この砲は同海軍軽巡洋艦エミール・ベルタン」や「ラ・ガリソニエール級」の主砲にも採用されている優秀砲である。その性能重量54~58.8 kg砲弾最大仰角45度26,960 mまで届かせることができた。この砲を3連装砲塔収めた俯仰能力仰角75度、俯角8.5度である。砲は、砲弾装填するにあたってあまりに砲身急角度傾けると装填難しくなるため、砲身装填適した角度へ戻す必要がある。これを装填角度と呼ぶ。本砲の装填角度俯角5度から仰角15度の間であった砲塔船体首尾方向を0度として左右150度の旋回角度持っていた。主砲身の俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力行われ補助人力を必要とした。発射速度毎分5~8発である。 高角砲は前級に引き続き1930年型 10cm(50口径高角砲」を採用した。この砲は、13.5kgの砲弾仰角45度15,900 m、また14.2kgの対空榴弾最大仰角80度で高度10,000mまで到達させた。旋回俯仰電動人力行われ左右方向80旋回でき、俯仰仰角80度、俯角10度であった発射速度毎分10発だった。前級では片舷3基ずつの6基であったが、本型では片舷4基の計8基16であった。他に高角砲射界カバーする役割として「1925年37mm50口径機関砲」を連装砲架で4基、他に近接火器として「1929年型 13.2mm(50口径機銃」を連装砲架16装備した

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副砲・高角砲、その他の備砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 09:24 UTC 版)

ガスコーニュ (戦艦)」の記事における「副砲・高角砲、その他の備砲」の解説

副砲リシュリュー級より引き継ぐ1936年型 15.2cm(55口径)砲を採用した性能重量54~58.8 kg砲弾最大仰角45度26,960 mまで届かせることが出来るこの砲を3連装砲塔収めた俯仰能力仰角75度、俯角8.5度で、装填角度俯角5度から仰角15度の間である。旋回角度船体首尾方向を0度として砲塔左右150度の旋回角度を持つ、主砲身の俯仰砲塔旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力行われ補助人力を必要とした。発射速度毎分5~8発である。配置艦橋と1番主砲塔の間に背負い式に2基、後部司令塔2番主砲砲塔の間に1基に配置しているのが特色である。配置箇所高所にあり、艦の中心線上にあるために少ない門数で広い射界得ている好配置である。 高角砲は前級に引き続き1930年型 10cm(50口径)高角砲採用した。13.5kgの砲弾仰角45度15,900 m、14.2kgの対空榴弾最大仰角80度で高度10,000mまで到達できた。旋回俯仰電動人力行われ左右方向80旋回でき、俯仰仰角80度、俯角10度であった発射速度毎分10発だった。前級では片舷3基ずつの6基であったが、本型では片舷4基の計8基16であった。他に高角砲射界カバーする役割として1925年37mm50口径機関砲連装砲架で8基、4連装砲架で1基、1929年型13.2mm(50口径機銃を4連装砲架で9基36丁装備した。

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