副砲・機銃・水雷兵装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 01:52 UTC 版)
「サン・ジョルジョ級巡洋艦」の記事における「副砲・機銃・水雷兵装」の解説
副砲は破壊力を重視して1908年型 19 cm(45口径)速射砲を採用した。重量90.9kgの砲弾を使用した場合最大仰角25度では射程22,000 mであり、これを連装砲塔に収めた。俯仰能力は仰角25度・俯角5度である、旋回角度は160度。砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に電力で行われ、補助に人力を必要とした。発射速度は毎分2.6発である。 その他に対水雷艇用にアームストロング 7.62 cm(40口径)速射砲を単装砲架で舷側ケースメイトに片舷8基ずつの計16基16門を配置。オチキス社製47 mm(43口径)機砲を単装砲架で2基2門を搭載した。 水雷兵装として、45 cm水中魚雷発射管単装3基を装備した。 1938年の近代化改装により、「サン・ジョルジョ」には対空火器としてOTO10cm(47口径)連装高角砲(トレント級重巡洋艦#高角砲・機銃・水雷兵装を参照)が搭載された。
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