前田 義明(まえだ よしあき)
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「アポカリプスの砦」の記事における「前田 義明(まえだ よしあき)」の解説
本作の主人公。16歳。刑期:無期。4号室の一員。髪の色は青。殺人罪で松嵐学園に収監されるが、それは全くの無実である(義明はたまたま殺害現場に行ってしまっただけ)。しかしその主張は誰にも認められることは無かった。不良が多数収監されている学園の中では珍しく、ごくごく普通のどこにでもいるような少年。非力で争いを好まない温和かつ臆病な性格のため、当初は弱気になったり泣くことも多い。しかし根は優しく、他人を思いやる気持ちや正義感は強い。家族の安否を確認しに行った際はボコールに対し拳銃を撃っており、それ以降ボコールに執拗に危害を加えられそうになる。施設を襲ったボコールにマシンガンを撃ち、鉈で首を切り落とし、殺したと思っていたときに右手の親指を食いちぎられウイルスに感染してしまう。感染後に岩倉によって右腕を切断されるが感染は防げず、驚異的な治癒力とゾンビを操る能力を手に入れる。(ただしゾンビを操ったのは一時的。)ハットに血を飲まれるため連れて行かれそうになるが一ツ兜の攻撃に気付き、ヘリコプターから脱出している。その後坂上博士からの頼みにより海ほたるを目指すことを決意する。初めの内はボコール特有の身体変化は現れていなかったが、海ほたるで前田の姿をしたボコールに岩倉が殺害された(実際は生き延びていたが)と知った時瞳が3つに分裂し、更にゾンビを操る能力も飛躍的に上昇した。父・母・由美子と4人で団地に住んでいたが、家族は全員ゾンビ化してしまった。制服はブレザーでバス通学をしていたようである。部活には所属していなかった。男性器のサイズは人並み外れているようであり、ボコールになったかの確認の為に服を脱がされた際、吉岡たちには「こっちの方がバケモノ」「感染前からあのサイズだったのか?」「とんだデザートイーグル」などと評されている。使用したことのある武器は拳銃、松葉杖、鉄パイプ、割り箸、ゴルフクラブなど。
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