制約と誓約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 17:58 UTC 版)
「HUNTER×HUNTER」の記事における「制約と誓約」の解説
念能力を使用する際にあらかじめ制約(ルール)を決め、遵守するその制約が厳しいほど、使う技は爆発的な威力を発揮する。厳しい制約はイコール破ったときのリスクの厳しさであり、誓約を破ればその反動で能力やその者の命すら失う危険性がある。また、能力が強力であれば反動を抜きにしても消耗の激しさに使用者が気絶するなどデメリットが有り安定とは正反対のものとなる。顕著な例として、クラピカの「絶対時間(エンペラータイム)」という能力がある。 また、厳しい制約に加え、自身にリスクが伴う事を覚悟し実行する事が念能力の向上に繋がることがあり、フランクリンの「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」のように、指先からオーラの塊(念弾)を連射する能力を、自分の指の先端を切断するという覚悟を持ち実行したことで、さらに飛躍的に威力を上昇させた(イメージ強化の意味合いもある)。ゴンは「(念能力を含む)全てを失ってもいい」と覚悟し、自身の命を圧縮することにより、のちに来るであろう全盛期の肉体まで成長させ、念能力を爆発的に上昇させたなどの例もある。 ハイリスクハイリターンであり、強力な能力ほど発動条件や踏まなければならない手順が複雑になる傾向がある(逆説的に手順が複雑な程強力な能力になる)。ルールを破ったときのリスクが少ない場合、その分条件が格段に厳しい場合が多い。例としてゲンスルーは2つ能力を有しており、「一握りの火薬(リトルフラワー)」は条件無しで適度な威力の爆破能力、「命の音(カウントダウン)」は複雑な条件+解除条件を設定することでほぼ必殺の爆破能力となっている。 キメラ=アント編では、使い勝手を悪くすることで能力を強化するという制約が多く登場。ナックルの「天上不知唯我独損(ハコワレ)」は「相手に敢えてオーラを与える(この際ダメージは与えられない)」「与えた(貸し付けた)オーラが利息を含め、相手の残オーラ量を超える」という条件で、30日間強制的に相手を絶の状態にするという能力を実現している。 王位継承編からは、条件を付けることで、使用者本人だけに見えるようにした発・個別能力が登場。
※この「制約と誓約」の解説は、「HUNTER×HUNTER」の解説の一部です。
「制約と誓約」を含む「HUNTER×HUNTER」の記事については、「HUNTER×HUNTER」の概要を参照ください。
- 制約と誓約のページへのリンク