初代GIGABEAT
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「gigabeat」の記事における「初代GIGABEAT」の解説
2002年6月22日発売。このモデルのみ商品名が大文字の「GIGABEAT」となっている。記憶媒体に当時東芝が発売していたPCカード型の1.8型HDD「モバイルディスク5GB」を採用し、モバイルディスクを交換することでライブラリを入れ替えることが可能。3000mAhの大容量バッテリを内蔵し、18時間連続再生を謳うなど、ヘビーユーザーを強く意識した内容だったが、本体のデザインは235g(モバイルディスク含む)の重量となっている。本体上部には曲情報を表示できる160×120ドットのモノクロ液晶を搭載。バックライトは青色。ホログラフィックシートを採用しているため、非点灯時には赤く輝いて見える。 再生可能なファイル形式はMP3、WMA、WAV。ただし、専用の「Toshiba Audio Application」で暗号化されたファイルのみが再生可能である。対応OSはWindows 98、Me、2000、XP。ただし、本体内のOSにはLinuxを採用しているため、ファイル名やID3タグ名の英数大文字小文字は明確に区別され、漢字名もパソコンと本体でソート順が異なる。 発売当初こそ注目されたものの、発売翌月の7月17日にはアップルコンピュータが第2世代iPodを発表、FAT32フォーマットと他社製のアプリケーションを採用したWindows対応版がリリースされたため、人気がそちらに喰われる格好となった。。 ちなみにこのモデルはソースネクストにOEM供給され、同社からは「ミュージック速DISK」の名で発売された。 現在は生産終了。 ラインナップ:GIGABEAT (MEG50JS)のみ
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