分裂から再結成へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 16:45 UTC 版)
「GET WILD (プロレス)」の記事における「分裂から再結成へ」の解説
全日本プロレスの分裂に際し、大森・征矢、共に全日本に残留を発表した ため、ユニットは存続していたが、征矢が2013年12月31日付で全日本プロレスとの契約を終了し退団。さらに2014年8月8日付でWRESTLE-1に入団 したため、GET WILDも事実上の分裂状態となった。 大森は征矢の退団後もGET WILDを継続し、その後秋山準とのタッグチーム「ワイルドバーニング」を結成し世界タッグ王座を獲得。征矢は大日本プロレス参戦の際に河上隆一と「ワイルドネットワーク」を結成したり、ユニット「ニュー・ワイルド・オーダー」を結成し、その一員である葛西純とWRESTLE-1タッグチャンピオンシップを獲得するなど、チームの名前自体は存在し続けていた。その後大森は長らく特定のユニットに属さない形となっていたが、2016年春頃かつてのZERO1-MAX時代の教え子であった田村和宏、宮本裕向、木髙イサミ、風戸大智達と「アックスボンバーズ」を再結成した。 2016年9月18日、欠場中だった征矢が10月9日に行われる復帰戦にて、大森と戦いたい旨を明かす。翌19日の全日本プロレス後楽園ホール大会に征矢が来場し、大森にシングルを要求。大森は即答を避けたが、翌20日に正式に両者の対戦が発表され、GET WILD対決が実現した。復帰戦で大森が勝利した後、大森が征矢へGET WILD復活を提唱。征矢も即答は避けたが、10月18日に大森が征矢をかつて特訓をした横浜市の「ワイルドの森」に呼び出し、返答を迫ると、征矢も受諾。11月27日の全日本プロレス両国大会にて、約3年8ヵ月ぶりに再結成することとなった。 征矢は当初大森に疑心暗鬼となり、合同練習を行うも成果は得られず、再結成後の初戦は敗北。しかし、12月より開幕の「2016 世界最強タッグ決定リーグ戦」にエントリーする と、一転して全勝優勝を成し遂げる。これは、1989年優勝の天龍源一郎&スタン・ハンセン組、2005年優勝のババ・レイ&ディーボン(チーム3D)に次ぐ3組目の快挙となる。しかし、その余勢を駆って翌2017年1月3日、ザ・ビッグガンズが保持する世界タッグ王座に挑むも敗北。 2018年の世界最強タッグ決定リーグ戦に、GET WILDで2年ぶりに参加。しかし5勝5敗、得点10に終わった。
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