再起と復讐、ダイアモンド・ドッグズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 10:21 UTC 版)
「マクドネル・ミラー」の記事における「再起と復讐、ダイアモンド・ドッグズ」の解説
『メタルギアソリッドV ファントムペイン』(2015年発売) 1984年。XOFの襲撃により「国境なき軍隊」が壊滅させられ、スネークが昏睡状態にある9年の間に、ミラーはそれを引き継ぐ新たな組織として「ダイアモンド・ドッグズ」を立ち上げていた。多くの仲間達を失った悲しみと怒り、自身もかつてサイファーと繋がっていたことに対する後悔と自責の念から以前の陽気な性格は影を潜め、ダイアモンド・ドッグズではかつての組織を建て直すために以前以上に世界中から汚れ仕事をかき集めるなりふりの無さ、そしてサイファーとそれに関わる者に対する復讐心と非情さをあらわにするようになっていた。 スネークが目覚める直前、ムジャヒディンの訓練の依頼でアフガニスタンに出かけていたが、謎の武装集団(スカルズ)によって9年前の生き残りである精鋭を含んだ護衛を全滅させられ、その後はなぜかソ連軍の近くに放置させられた結果、ソ連軍に囚われの身となる。この時のソ連軍による拷問で、両目の視力をほぼ失っている。スネークには最後までそれを明かさなかった。救出後は、サイファー(愛国者達)との繋がりがあったことをスネークに明かし、「自分はゼロに寄生していた」と後悔と復讐が混じったことを口にしている。そして筋電義肢を付けて任務に臨むヴェノム・スネークとは違い、仲間を失った怒りと悲しみ・そして痛みを忘れぬよう、歩行の時の義足はつけつつもあえて義肢を付けずにマザーベースの運営に携わる。 また、ここで後に自分を殺害することになるイーライ(後のリキッド・スネーク)とも顔を合わせている。 ヘソクリで私的にハンバーガーショップ「バーガー・ミラーズ」を経営しているが、売り上げはあまり良くない模様。当初は高級食材をウリにしたハンバーガーを制作していたが、のちにコードトーカーが好物のハンバーガーを要求したことを皮切りに彼を新製品のモニターにしたところ、「そのようなものはハンバーガーには求められていない、美味いか不味いかが第一だ」という旨のアドバイスを独自に解釈、化学調味料たっぷりのケミカルバーガーを目玉商品に大幅リニューアルしたようである。なお、この時は影を潜めていたかつてのような陽気な様子を見せている。 どの時点でかは不明だが、本物のビッグ・ボスが単身で自身の元を離れていたこととその真意と計画をオセロットから知らされ、自分はビッグ・ボスに捨てられたと判断しビッグ・ボスと袂を分かつことを決意する。以後は影武者のヴェノムの事を本物のビッグ・ボスだと認識し恐るべき子供達も自分が育て、いずれはビッグ・ボスを討つ事を宣言。ボス側についているオセロットともいずれは敵対するであろうと発言していた。
※この「再起と復讐、ダイアモンド・ドッグズ」の解説は、「マクドネル・ミラー」の解説の一部です。
「再起と復讐、ダイアモンド・ドッグズ」を含む「マクドネル・ミラー」の記事については、「マクドネル・ミラー」の概要を参照ください。
- 再起と復讐、ダイアモンド・ドッグズのページへのリンク