再始動〜マイケル・シェンカー復帰(1991年 - 2004年)
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1991年、フィル・モグとピート・ウェイは三たびUFOを立ち上げるべく活動を開始。ギタリストにはフィル・ライノットの「グランド・スラム」での活動でも知られるローレンス・アーチャーを起用し、マイナーレーベルからアルバム『暴発寸前!』(High Stakes & Dangerous Men)を発表、来日も果たした。(この日の演奏はのちに『lights out in tokyo』として発売される。) これが切っ掛けとなり、完全復活への道が開けたUFOは、翌年フィル、ピート、”マイケル・シェンカー”、ポール・レイモンド、アンディ・パーカーの最盛期のメンバーでバンドを再編成。1994年にはマイケルを擁するラインナップで来日を果たした。 1995年、復活アルバム『ウォーク・オン・ウォーター』(Walk on Water)をリリース。このメンバーにドラムとしてAC/DCのサイモン・ライトがサポートとして参加、ワールド・ツアーへ出発した。しかし、例によってマイケルが他のメンバーと衝突し途中で脱退。(最後は1998年の東京公演で、マイケルがライブ中にギターを放り出し演奏を拒否。そのままライブは打ち切られてしまう。)公演こそサポートメンバーを加えて乗り切るが、またしてもバンドは空中分解した。 その後、マイケルがUFOのバンド名の使用権利を主張。マイケルなしでUFOを名乗れなくなったフィル・モグとピート・ウェイは、Mogg/Wayの名での音楽活動を余儀なくされていたが、(2枚のアルバムをリリース。)2000年マイケル・シェンカーが三度目の復帰を決めたため、UFO名義での活動を再開させた。 同年、フィル、ピート、マイケルの3人に元ジャーニーのエインズレー・ダンバー(ds.)を加えたラインナップで、アルバム『聖約』(Covenant)をリリース。初回盤は1995年に行われたライブのCDが付属した2枚組だった。2002年には同布陣による『シャークス』(Sharks)をリリース。 しかし、またしてもマイケル・シェンカーが離脱。だがマイケルがUFOのバンド名の権利を放棄したため、バンドは代わりにヴィニー・ムーアを加入させ、2004年にはジェイソン・ボーナムをドラマーに迎えて『You Are Here』をリリースした。
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