内閣府副大臣として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 16:53 UTC 版)
2021年2月19日、内閣官房に孤独・孤立対策担当室が設置され、坂本哲志内閣府特命担当大臣の下、担当の副大臣に任命される。2月24日には日本ケアラー連盟からヤングケアラーの課題等、孤独孤立対策室担当官を交えて意見交換を行う等、現場のご意見を伺い、孤独孤立対策にヤングケアラーの課題をしっかり取り入れて前に進めていきたいと自身のfacebookで語っている。 2020年10月7日の衆議院内閣委員会閉会中審査において、日本学術会議の会員候補6名が任命されなかったことをめぐり、論戦が交わされた中、政府側から答弁に立った三ッ林内閣府副大臣は、「日本学術会議に総合的、俯瞰的観点からの活動を進めていただくため、任命権者である内閣総理大臣が日本学術会議法に基づいて今回の任命を行ったものであり、法律違反という指摘は当たらない。また、憲法第23条に定められた学問の自由は、広く全ての国民に保障されたものであり、特に大学における学問研究及びその成果の発表、教授が自由に行われることを保障したものであると認識している。任命の考え方が、会員等が個人として有している学問の自由への侵害になるとは考えておりません。」と述べた。 また、解釈変更がおこなわれたのではないかという指摘に対しても、「憲法第15条第一項の規定で明らかにされているとおり、公務員の選定、罷免権が国民固有の権利であるという考え方からすれば、任命権者たる内閣総理大臣が推薦のとおりに任命しなければならないというわけではない。日本学術会議会員が任命制になったときからこのような考え方を前提としており、考え方を変えたということではありません。」と回答している。
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