全青協の誕生と活動
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「全国農協青年組織協議会」の記事における「全青協の誕生と活動」の解説
1946年、旧産青連の関係者らが中心となって全国農村青年連盟が設立される。1947年に農協法が施行され、農青連は農協・連合会の設立運動を推進した。 その後活動は停滞し、農青連は50年に全国農民連盟に改組される。一方で農協には、農協青年部、農協青年連盟が結成されていく。 1951年9月に、全国指導農協連合会(後の全国農業協同組合中央会)と全国農民連盟の共催で全国農業青年協議会が開かれ「全国農協青年連絡協議会」の設置を可決する。そして1953年5月に、栃木県の鬼怒川温泉で全国農協青年部代表者協議会が開催され、農協青年組織のあり方を定めた「農協青年部性格5原則」の採択と全国組織の結成を決定した。翌1954年5月には「全国農協青年組織連絡協議会」が設立され、1957年に現在の名称となる。 これまでの農政運動では、1960年代初めに農業労働災害補償対策、1960・70年代の米価闘争、1970年代初めに都市農地の宅地並み課税反対運動等を行ってきた。 また、農産物自由化反対運動として、1980年代には日米農産物貿易交渉に対する「牛肉・オレンジ自由化反対運動」や1990年代初めにはGATT合意による米市場開放阻止運動、2010年代前半には反TPP運動なども行っている。
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