全電流の定理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/01 19:09 UTC 版)
ミルマンの定理の双対にあたるものに全電流の定理がある。これは、並列インピーダンスをもつ複数の電流源が直列接続された電気回路の短絡電流を求める定理である。 各電流源の電流をIi 、電源を除いたときの電源部の各インピーダンスをZi とすると、電気回路の短絡電流I0 は各電流源電流を各インピーダンスで重み付けした加重平均となる: I 0 = ∑ i = 1 N Z i I i ∑ i = 1 N Z i {\displaystyle I_{0}={\frac {\displaystyle \sum _{i=1}^{N}{Z_{i}I_{i}}}{\displaystyle \sum _{i=1}^{N}{Z_{i}}}}}
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