全町域の電力量を目指して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 04:32 UTC 版)
「立川町の風力発電」の記事における「全町域の電力量を目指して」の解説
1996年に売電事業を行う民間企業の山形風力発電研究所が、デンマークのNEGミーコン(英語版)社製風力発電機「M750-400/100kW」(出力400kw)2基を最上川の河川敷付近の田園に設置。この時期に町は通産省の補助を受け「立川町新エネルギー導入計画」を策定。「小さな町の大きな挑戦」を掲げ、「町おこし」段階を脱却して地球温暖化対策を見据えた本格的な風力発電の導入へ踏み切り、最終的には立川町全体の年間消費電力量を全て風力発電を中心とした新エネルギーで賄う計画とした。 この計画により集合型風力発電施設(ウィンドファーム)整備事業が発足。第1次計画として第三セクターたちかわ風力発電研究所が設立され、山形風力発電研究所の風車2基が移管されると共に1999年から2000年にかけNEGミーコン社製風力発電機「NM600/48」(出力600kw)が4基設置された。 2002年には第2次計画として町営のドイツ製1500kW発電機を設置。以後も3基の大型発電機が民間企業により設置されている。 2001年時点では立川町の40%ほどの電力を風力発電で賄っており、2005年に合併を経た後、2006年時点では旧立川町域の57%、庄内町全体では13%に達している。
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