全てが大文字になる場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 00:40 UTC 版)
「オールキャップス」も参照 そのほか、特別な場合には、単語の文字すべてを大文字で書くことも行われる。 頭字語は普通、大文字で書かれる。 フランスなどでは、人名で姓名を明示するとき、姓の全文字を大文字で書くことがある。 日本語など姓名の順が欧米と異なる人名を原語のままの順で書くとき、姓を明示するため全て大文字で書き、名は頭文字のみ大文字で書くことがある。[要出典] 見出しなど強調のため、また小説などで大声で叫んでいる場面において文を全て大文字で書くことがある。 英文で全文に大文字を使うと「叫び散らし」の印象に受け取られることもある。(詳しくはオールキャップスを参照) 注意書きなどで、注意を喚起するため文中のNOTなど重要な一語のみを全て大文字で書くことがある。 コンピュータの処理能力や容量が乏しかった時代には、ラテン文字のうち大文字しか扱えないシステムが多かった。 社名や商号については『The Economist』や『The New York Times』などの英文誌でも「Toyota」「Yanmar」「Panasonic」「Sony」など2文字以降は小文字表記とされているにもかかわらず、日本企業の発信する投資家関連情報などの英文資料には自社の商号が一律に大文字のみで表記されることがあり、これが英語読者には妙に不自然な「ビジネススーツに下駄ばき」の印象を与えているともされている。[要出典] アメリカ海軍では、連絡や指示など通信文書について、「全文大文字」の規定が存在した。小文字のキーがなかったテレタイプ端末時代からの慣習である。2013年6月15日、この規定は撤廃された。 スモールキャピタルでは小文字のかわりに、小さめの大文字を使用する。
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