免税対象者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 07:38 UTC 版)
「DFSギャラリア・沖縄」の記事における「免税対象者」の解説
那覇空港発の日本本土行(奄美地方を含む)または国際線の航空券所持者が対象である。沖縄県内在住者であっても沖縄県外に出域する場合は免税品の購入が可能である。 以前は沖縄県外に出域する国内線旅客のみ対象であったが、現在では国外に出国する国際線旅客も利用可能。おもろまちのギャラリア・沖縄で購入の場合は出発2時間前(国際線旅客は3時間前)までに購入の手続きを済ませ、品物は空港の制限区域内の受取カウンターで受け取ることになる。空港内店舗で購入の場合は搭乗便出発の15分前まで購入が可能である(ただし、空港店の営業時間は20:30まで)。 航空券のチケットレス化が進んでいるため、購入時に航空券そのものを所持していなくても、搭乗予定日と便名を申告することで免税品の購入が可能である。 平成24年4月の沖縄振興特別措置法改正以前は航空機利用者に限られていたが、この法改正により那覇市の若狭バースから沖縄県外又は国外へ出発するクルーズ船乗船客も免税品購入が可能になった。 平成24年12月20日付の内閣府告示改正により、那覇空港LCCターミナル内の受取カウンターが沖縄振興特別措置法26条の旅客ターミナル施設に指定されたため、同ターミナルを発着するPeach Aviation及びバニラ・エアにより沖縄県外に出域する旅客も同年12月21日より免税品購入が可能になった。ただし、LCCターミナル内にあるのは受取カウンターのみであり、売り場は設置されていない。 空港内受取カウンターでの商品の受取時及び出発時の空港店での商品購入の際は、チェックインカウンターや保安検査場で発行される搭乗券等の提示が必要となる。これは店頭で登録された顧客情報と一致しなければならない。店頭での登録後に搭乗便を変更した場合、登録時に発行された「ショッピング・カード」に記載の「お客様サービスセンター」にあらかじめ搭乗便変更の連絡をしていなければ、受取カウンターに商品が届いておらず購入した免税品を受け取れないことがある。特に国内線ターミナルとLCCターミナルの間では、その物理的距離及び移動手段の制約の関係から商品の移動に時間がかかるため、発着するターミナルが異なる便への変更の場合は時間的余裕をもって搭乗便変更の通知をするよう注意が必要である。平成31年3月18日の那覇空港際内連絡ターミナル完成に伴い、LCCターミナルが閉鎖され、Peach Aviation及びバニラ・エアの発着も国内線ターミナル(改称され「旅客ターミナル」)に移行したことから、上記の制約がなくなり、両社の便で県外に出域する旅客についても空港内店舗での購入ができるようになった。
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